◆ラン科の水草ウォーターオーキッドや、昔ながらのヘテランテラ、糸状ヒドロトリックス・ガードネリィに、ひとくせあるが入手しやすくなったスターレンジ。

 

 

◆ウォーターオーキッド

Spiranthes odorata

ラン科の水草で高さ20cmほどになる水草です。水槽内では生長が遅く小型化し、花弁を50cm以上伸ばし白い花を咲かせます。

現在では洋物の山野草として国産品が出回り入手はしやすくなっています。アクアリウムのほかテラリウムなどでも楽しめる品種です。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆ヘテランテラ

Heteranthera zosterifolia

南米に分布する昔ながらの有茎草です。互生しながら、らせん状に付く葉は、明るい緑色で柔らかく水流に揺らぎます。

エイクホルニア・ディバーシフォリアに似ますが育成ははるかにこちらが容易!ソイルで明るいライトを用意できれば二酸化炭素の添加も不要なほど。

流通量はそこそこありホームセンターでは鉛巻きで見かけることがあります。または、お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆ヒドロトリックス・ガードネリィ

Hydrothrix gardneri

ブラジル🇧🇷に分布する糸状の葉をつける水草です。7~30輪生させる葉が、よく似たケヤリソウとの違いになります。葉色は明るい緑色。

二酸化炭素と栄養素が十分に供給された、強い光の下では濃い緑になり、見応えが増し大変美しいです。酸性~中性の水質でよく育ちます。

流通量はそこまで多くなくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆ブラジリアン・スターレンジ

Tonina fluviatilis

近年、本種がトニナ属、トニナsp.がシンゴナンツス属と判明しているが、昔のなごり呼び名で取り扱われていることが多い。

基本的な育成条件は肥料不足で白く抜けやすいので注意し、鉄分は重要です。PHは5.5~6.5と低くおさえ、PH降下剤を換水時に使用するのも良い。二酸化炭素と強光もポイントとなります。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。