◆アポノゲドン、レースプラントの世界。水草レイアウトて人気品種とは。マダガスカルレースプラント、フェネストラリス、マヨール、ベルニエリアヌス、グイロッティ、ヘンケリアヌス(粗目、細葉、広葉)

 

◆マダガスカル・レースプラント (粗目)

 Aponogeton madagascariensis fenestralis

その名のとおり葉が網目のレース状になるのが特徴的な水草です。葉の葉脈を残して穴が空き一度見たら忘れられないインパクトがあります。

レースプラントには3種類が知られており、本種は網目が大きく規則正しい姿から人気があります。以前はフェネストラリスやマヨールとも呼ばれていましたが、現在はマダガスカリエンシスとして統一されています。頻繁な水換えを好みます。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆マダガスカル・レースプラント (細葉)

 Aponogeton madagascariensis 

葉の幅が細く網目も小さいタイプのレースプラントです。以前はベルニエリアヌスやグイロッティと呼ばれていましたが、現在はマダガスカリエンシスに統一されています。

販売名で細葉レースプラントと記載されていたら本種ですが、ファームから出荷される時点で混乱していることもあり、あまり名前に振り回されずに葉を確かめるのが良い方法です。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆マダガスカル・レースプラント (広葉)

 Aponogeton madagascariensis henkelianus

広葉タイプのレースプラントです。塊茎は円筒型で長さ10cmほどになります。葉の長さ最大1メートルほどになることが知られており、かなりボリュームある姿となります。

ヘンケリアヌス種として区別され、探す時のポイントになります。こちらも店頭では葉の形を確かめて購入したいです。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆アポノゲドン・スタチオスポルス

 Aponogeton ・・・

スタチオスポルスは現在では無効な学名になっているというちょっと変わった品種です。タイのファームからこのタイプと思われるものが入荷してきます。

本種の一番の特徴が、葉脈の間に所々色の抜けたような、『窓』と呼ばれる模様ができるという事です。これはウンデュラータスの性質に似ます。いかにも水草らしい姿を楽しめます。

流通量はそこまでまでなくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。