◆水草レイアウトに人気の中景・活着できるアヌビアス・ナナ種類。ミクロソリウム種類。リンクルリーフ、イエローハート、プテロプス、サンライズなど。

◆アヌビアス・ナナリンクルリーフ

Anubias barteri var.nana Winkled Leaf

葉にシワがよる独特の見た目の改良品種です。サイズはノーマルより小さくおさまります。葉の表面に小さな凹凸、よじれ、波打ち、黄緑色の斑模様という表情も持ち合わせます。

育成に関しては、やや遅いですがノーマル品種に準じて容易に育てられます。石や流木への活着も相性良しのキャラクターです。

流通量はそこまで多ないので、ホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップで見られなければ、水草に強いお店やインターネットでの通販検索で入手します。

◆アヌビアス・ナナイエローハート

Anubias barteri var.nana Yellow Heart

明るい葉を持つ小型のアヌビアスです。特に新しく葉はライムグリーンと鮮やかで、目を惹きつけます。

葉丈は5cmほどで、葉幅が狭いナローリーフ系で、表面のシワが目立たずスッキリ見えます。育成はノーマル品種に準じます。

◆ミクロソリウム・プテロプス

Microsorum pteropus

アヌビアス・ナナやバルテリーに並ぶ初心者向け水草の１つです。日本にも分布、その葉姿からミツデヘラシダという和名を持ちます。

本種が最もポピュラーにアクアリウムでは親しまれており、この他さまざまなバリエーションが豊富で、集める楽しさというものもあります。育成も容易な部類で、石や流木などへの活着も楽しめます。

流通量はとても多く、ホームセンターでも販売されています。鉛巻きよりも、流木付きで購入した方が、よりビギナーには管理しやすいです。

◆ミクロソリウム・サンライズ

Microsorum pteropus APC Sunrise

幅が広い葉にギザギザとした印象の切れ込みが入る独特の葉姿をしています。ワイルド感があり大型になるミクロソリウムです。

しつこい暑さのイメージがある熱帯雨林に生息していますが、ほの暗い渓流沿いで水しぶきがあるような場所に生えており、アクアリウムでは27℃以上にならないように管理するのがポイントにもなっています。

流通量はそこまで多くなく、ホームセンターでは難しい。近くのアクアリウムショップや、インターネット通販で検索して入手します。

このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。

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