◆レインボースネークヘッドを健康に管理・飼育する方法。お店での選び方や混泳について

スネークヘッドの仲間は、日本では雷魚(ライギョ)と呼ばれ、バス釣りする方にはよく知られる存在です。その種類は東南アジアに多く存在し比較的冷たい水温にも順応します。そして、その中でもアクアリウムで1番人気のあるのがレインボースネークヘッドです。

 

 

 

◆健康に管理・飼育するには

 

・エサは人工飼料やクリル(乾燥エビ)も食べますが、食い付きが良くおススメなのは冷凍赤虫です。

口の大きさに合わせてアカヒレやメダカと言った生きエサを与えるのも良いでしょう。

お店では、その個体に何を与えていたのかを聴いておくと貴重な情報になります。購入後にエサを食べないのは、エサの種類の問題なのか、環境の問題なのかが大別出来るからです。

 

・水温においては夏場の高水温を苦手とします。28℃以下になるように注意をしつつ、それでも食欲が落ちたり、いつもと違う動きなど違和感を感じれば、水換えを行い塩を入れ凍ったペットボトルなどを水槽にくっつけるなどして対策を取りましょう。

 

・飛び出し常習犯ですので、隙間は1cm以下にします。「ここから出たの?!」という僅かな隙間からでも飛び出すので、一番のロス原因となっている可能性すらあります。ウールマットなどで隙間を埋めてしまうのもありです。

 

 

◆混泳は可能だが・・・

レインボースネークヘッドは同種での混泳が可能なスネークヘッドですが、ケンカしてしまう事もあるので、隠れ家は多めにつくり、傷が酷い時には避難出来るようにしておきましょう。

他のスネークヘッドを入れると、攻撃されて深いダメージを受けてしまう事が多いので、避けておくと無難です。身体の大きさによる優劣もありますが、『レインボースネークヘッド』自体がまずは争わない傾向があります。よく似ている『ブルーレインボースネークヘッド』ですらより攻撃的です。

他種との混泳は組み合わせが複雑になり、性質的にも混泳に向くとは言い難い魚になります。ヨロイナマズたゴールデンセベラム、ポリプテルス・パルマスなど混泳しやすいですが、不安定でもあります。、また口に入る体格差があると食べたり食べられたりします。不可能ではありませんが、同種のみの混泳や単独飼育が無難です。

 

 

◆個体の選び方

入荷状態や販売環境によっては、ヒレに欠損が見られることも。ただ多少のヒレボロは完治します。レインボースネークヘッドは混泳可能なスネークヘッドですが、ケンカしてしまう事もありますのでご注意下さい。

ヒレの他、顔まわりや身体などの軽い傷は治りますが、個体が選べる時はなるべく傷が少なくい個体を選びましょう。痩せている個体も避さけます。

※0.3%の塩分濃度調整は自己回復力を高めてくれます。

発色は元々出ている個体を選べるに越した事はありませんが、環境でも左右されます。

 

 

水槽に慣れるととても美しい面を見せてくれる熱帯魚です。グッピーなどと比べれば飼育の注意点があリますが、そこまで難しくもないのでトライしてみるのも良いでしょう。

ではでは(^^)