◆お店からメダカが消えている?!冬はメダカのオフシーズンの理由とは
春夏は賑わいを見せるメダカたちですが、秋を過ぎ冬に入るころからしだいに、店頭からメダカの取り扱いが減っていきます。これは単純に売れない季節だからです。この季節は購入する方も減ります。すると『売れたから入荷する』という回転も少なくなってくるので、変わりばえのない売り場からは足も離れるというスパイラルが出来ていきます。
メダカの飼育者にとっては、ゆっくりする季節かもしれませんね。
※もちろん、メダカに力を入れているお店は別です。
◆欲しいメダカは注文してみる?!
「それでも今、欲しいメダカがいる!」という方は、店頭で相談してみる方法があります。
お店にメダカが並んでいなくとも、問屋さんには残っていたりします。そのため注文対応可能なお店であれば入手できる可能性がありますね。
ただし、お店での注文する際には、『キャンセルは原則不可』と言うのを頭に入れておきましょう。その魚を問屋さんに返すことは出来ません。
また、届いた魚の状態不良などでのアクシデント対応は、お店ごとに違います。生き物なので、シビアな面はありますね。
注文相談するときは、大きさや値段、わかる範囲でどんな魚がくるのか聞いておくとトラブルは減るでしょう。
インターネットなどでの生体画像は、ベストショットをアップ(掲載)しているので、頭の中のイメージと実物の印象が異なることは少なくありません。個体を選べないというデメリットもありますね。
信頼関係は大事かもしれませんね。
お客様は店員さんを信頼するしかありませんし、店員さんは問屋さんとの信頼関係で注文を受けています。
◆寒い季節にメダカを購入するのは平気??
メダカ購入を考えている方が気をつけたいのは温度変化です。ショップの店内で管理されていたメダカを屋外の飼育環境へ移す時には慎重になりましょう。ロスに繋がるほどの水温ショックが起こるからです。
1~2時間の水合わせ程度では、温度差に耐えられない個体が出てきます。
今年の冬は暖かく、また例年とは違う感じなんだというのも頭に入れておくと良いででしょう。水温計が必要ですね。
それでも屋外に入れたい場合には、水温を徐々に下げていけるような水槽を用意して、数日かけながら、屋外の気温・水温に慣らしてあげましょう。
◆メダカも飼育者もオフシーズン
・そもそも購入意欲が低下する季節
・お店の在庫や回転も鈍る
・屋外では、購入後の水合わせや管理に気を使う
という理由から、一部ではメダカのオフシーズンなどと呼ばれています。
今の季節は、しっかりと『冬』を感じさせ、『春』には産卵モードに入るスイッチを準備させておいてはいかがでしょうか。
ではでは。