◆簡単なはずなのに、枯れてしまうアヌビアス ・ナナ付き流木の原因と育て方とは。

実は初期状態が左右します。

上手く水中化してくれれば、おウチの環境にも慣れて、枯れずに育ってくれるでしょう。

熱帯魚や金魚などは、移動でとてもストレスを受け、調子を崩す要因です。

そして、水草も移動はリスクが伴います。

移動中の気温や湿度の変化が枯れてしまう原因を作ったりします。

もともと、『丈夫で枯れづらい』という理由で選んだ水草ですから、

上手に管理したいところですね。

 

◆枯れてしまう理由とは

水草の多くは水上で育成されます。

そのため、水中に沈めると『水上葉→水中葉』へ、モードチェンジなければなりません。

その時に古いは枯れるので、葉の根元から取り除くと良いでしょう。

この水中化の途中こそが、お店で売られている状態が多いです。

葉が茂ったアヌビアスは見応えがありますが、枯れ始めを見逃してしまう事も多いので、気をつけましょう。

 

 

◆腐った根茎(こんけい)は取り除く

葉が枯れ落ちる分には、新芽が生えてくるのですが、根元の根茎(こんけい)が溶け始めると厄介です。

そのまま、どんどん広がってしまうので、腐っている部分は綺麗に切除しましょう。

※下にトリミング詳細のブログ貼ってあります。

 

◆水温の適正

適応水温も広いアヌビアスですが、適温があります。

18〜28度が目安です。

夏場の高温と、冬場の低温には気をつけましょう。

 

 

◆光と肥料は必要??

光は弱くても育つ水草です。

逆に直射日光は避けてください。

コケだらけになったり、高温により枯れてしまいます。

難しい水草には、二酸化炭素(CO2)の添加を行う事で育成を促しますが、アヌビアスには、特に必要ありません。

 

 

◆トリミングしてみましょう

水草を切って整える事をトリミングと言います。

アヌビアスの葉を切り落とすのは、簡単なのでぜひ行ってみましょう。

ハサミを使って、古く黄色くなったり、穴の空いてしまった葉を根元から切り落とせばオッケーです。

葉の一部を切り取るのではなく、根元から切り取る事がポイントです。

◆丈夫なはずの『水草付き流木』が枯れる訳。アヌビアスやミクロソリウム流木付き。

古い葉を減らす事で、水流が通り抜けやすくなり、元気な葉へ栄養が集中する様にもなります。

重なり合って、ひかりが当たらなかった葉へも、光量が当たりやすくもなるでしょう。

一手間加えてみてはいかがでしょうか。

ではでは(^^)

◆テラリウムやパルダリウムに使える蘭(ラン)の仲間たち。小型着生ランは通販が入手しやすい。カヤラン(榧蘭)、セッコク(石斛)、ミヤマムギラン、ムカデラン、ムギラン(麦蘭)