白点病は風邪のよう。

かかりやすいが、早急に対処すれば他の病気よりも治りやすいです。

しっかりと白点を見つけられていることが、よく観察ができている証拠です。

観察が上手な人は治療も上手です。

魚の状態を見ながら治療してみましょう。

 

 

『鷹の爪』治療はおすすめしない

奇抜な治療方で紹介されますが、成果は悪いです。

刻んだ鷹の爪(たかのつめ)をコーヒーフィルターを使い、原液を入れます・・・他の治療方をおすすめします。

薬を使わないパターンだと、0.5%に塩分濃度調整するのみで治す方法もあります。

ただし症状が重い場合は、薬との併用が効果てきです。

 

 

薬と塩で治療する

メチレンブルーが白点病に効果がある薬で、安く手に入ります。

さらに塩を併用することで治療効果が上がります。

【塩は1ℓに対して3g入れましょう。】

3日程、様子を見ます。

 

※塩は料理で使う食塩が使えます。

 

 

白点が消えたのは、第2ステージ

投薬後に白点が増えるのは、すでに目に見えない大きさで付着していたためです。

焦って水換えや薬の追加などは行わないでください。

まず、薬の成分は水中を漂う原因菌をやっつけています。

 

徐々に白点は減少していきます。

僕たちが見ている白点の正体は『菌の卵』です。

消えたというのは孵化して水中に飛び散ったという『危険な状態』になります。

この漂う原因菌に対して、しっかり薬が効くことで完治へむかいます。

※こちらもお勧めの薬です。アグテン。

 

3日に1回水換えをする

水槽が60cm程と大きければ、4日、5日に1回でも構いません。

白濁りが発生するようであれば前倒しで水換えしましょう。

バケツや小型水槽の場合は、3日に1回に半分換えるようにします。

新しく入れる水はカルキを抜き、水温を合わせを行い、はじめと同量の薬と、追加分の塩を忘れづに添加します。

※薬を入れずに水換えのみを行うと、爆発的に白点が増加しますので要注意です。

 

白点が金魚の身体に付かないようになってから、もう3日程治療を続けましょう。

白点が出ないようなら完治です。

治療期間は早くて1週間で治り、2週間かかるケースもあります。

1ヶ月も治らないのは上手く行っていませんので、薬の量や環境を見直しましょう。

 

 

白点病はすぐに再発する?

白点病の菌は、常に水中に存在するモノです。

魚がストレスを受けたり粘液力が下がれば、また感染します。

病気になりやすい環境になっていないか見直して見ましょう。

金魚すくいの金魚は『小赤(こあか)』と呼び、よく泳ぐためバケツよりもフィルターのある水槽の方が管理しやすいです。

過密飼育も良い環境とは言えません。

 

ストレスを減らす事が、病気予防になります。

一度落ち着いた金魚はとても丈夫です。

はじめを乗り切ることがポイントですね!

ではでは(^^)

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