◆9月~11月の季節の変わり目に気をつけたい、金魚の病気・異変トップ3とは。
人間同様、この季節は魚も病気にかかりやすい・・・
・白点病(はくてんびょう)
『みんなかかる』『なった事ある』言っても過言ではない代表的な病気です。
風邪のようなものなので、慣れれば治療成功率も高い病気。
はじめては、治療になれてもいませんから、慎重にかつ早めに行動しましょう。
白点病をはじめ、細菌が悪さをする病気は多いのですが、常在菌と言って、すでに水槽の中や魚自体が持っています。
何かのきっかけで、免疫力が下がることで、発病しますので、温度変化がきっかけとなることが多いのがこの季節です。
◆この他、細菌性の病気はコチラを注意!!
・エラ病
かかると治療が難しい、厄介な病気です。
エラは呼吸を行う器官なので、苦しそうに見えるのも辛いところ。
エサのやりすぎなど、水質が急激に悪化した際に広がります。
一度ダメージを受けてしまうと、ポロポロと何日もかけて生体がロスしていきます。
効果的な薬も無いので、塩を使い自己回復力に頼ります。
・転覆病(てんぷくびょう)
消化不良が原因で、水面に浮かんでしまいます。
2~3日間の絶食を行うと、治ることが多く、平衡感覚の異変でないことが分かります。
ヒーターで加温し、腸の動きを上げるか、与える飼料を冷凍赤虫(消化が良い)に変えるなど治療法があります。
あまり繰り返していると、他の病気にかかるので、対応は考えましょう。
◆最近相談が増えてきてしまいました・・・
季節柄、しょうがないことですが、お困りの方が多いようです。
いろいろうかがっていると、やはり金魚にもヒーターを入れておくと良いなと感じます。
塩もマストですね。
ではでは!