◆メダカが長生きしない

というご相談がありました。

なんでも数ヶ月から半年も経過すると、死んでしまうそうです。

「卵も取れない・・・」

「丈夫なメダカってどれですか??」

などなどの疑問も。

お話を聞いたら、原因が分かりました。

ケアレスミスは相談するから、発見できる。

 

 

◆半年くらいで死んでしまう

半年という事は、『日頃の管理』に目を向けるのがポイントです。

※1週間以内で★になるのは『水合わせ』が怪しいです。

日常の管理では、

・餌の量

・水換えのタイミングと量

・水温

このいずれかに問題が潜んでいる事が多いですね。

 

 

◆えっ?!全部問題ない・・・

お話を伺ったところ、いずれにも目立った問題はありませんでした。

「井戸水が悪いのかしら?」

という疑問をお持ちでしたが・・・

この地域で「魚の飼育に合わない」というのはあまり耳にしません。

逆に半年は「井戸水が使えている」とも言えます。

こうなると、会話をしながら思い当たる節を探っていきます。

(こういう時に水槽の写真はありがたいです。)

「最近、メダカの稚魚を数十匹頂いて、これくらいの水槽に・・・・」

それかもしれません!

 

 

◆水量に対して、メダカの数が多すぎる

意外と飼えちゃう事も多いのですが、上手くいかないと失敗を繰り返します。

水量不足で飼育していて怖いのは、状態が崩れはじめたら止まらなくなる事です。

一気に水質が悪化してしまうんですね。

 

 

◆丈夫さは一緒ですか??

という事で、数を少なく再スタートする事になりましたが、

『丈夫なメダカの種類はどれですか?』

というご相談が!

ざっくりと言ってしまえば、メダカの丈夫さは一緒です。

近年、改良メダカの品種はとても多く、飼いやすさにバラつきはありますが、

そんなに高くないメダカであれば、丈夫さは変わらないでしょう。

 

『元気な個体を購入する』

ということが、やはり大事です。

痩せたり、元気のないメダカは避けましょう。

稚魚など幼い個体であれば体力や免疫力で低いことはあります。

丁寧に水合わせすることも大切ですね。

 

 

◆ヒメダカは要注意?!

多くのお店で見かけるヒメダカ=肉食魚用のエサメダカがいます。

もちろん飼育も可能ですが、毎年夏頃は『新仔=しんこ』の時期と呼ばれ、

普段よりも、若くて免疫力の低い個体が流通します。

お店でも調子を崩しやすく、飼育にはあまり向きません。

外見的にも、一回り小さい個体が入ってきますね。

 

 

◆卵は生むのか?

個体の調子が悪ければ、産卵は期待できません。

まずは、落ち着いて過ごせる環境とコンデションを整えてあげましょう。

メダカは普通に飼育できていれば、卵を産みます。

5匹いれば、オスメスいるでしょうが、

10匹ほどいれば、相性もありますので、より生まれやすくなります。

秋でも産卵しますので、焦らず楽しみましょう。

ではでは(^^)