◆コケ取り役とも、大活躍。

ヤマトヌマエビです。

水槽をそこかしこ歩く姿に癒されます。

元気な個体を選びたいところで、

大きさは気にしていますか?

 

◆メスの方が一回り大きいが・・・

オスに比べてメスは一回り身体が大きくなります。

他にも卵を持つので、お腹の部分の形が違うなど見分けるポイントもありますが、

若い個体は、特徴がわかりずらく判別は難しくなります。

 

オスとメスが分かっても、繁殖は難しいです。

卵は孵化すると海に一度帰るため、水槽で環境を整えるのは難しいです。

不可能ではありませんが、簡単でもありません。

時々、抱卵している個体が入ってきますが、気がつくと卵は何処かへいってしまいます。

 

 

◆金魚と一緒にいれるなら?

あまりお勧めはしていませんが、金魚とヤマトヌマエビの混泳をされるかたは、結構いらっしゃいます。

『一緒に飼いたいです。』

というご要望があれば、なるべく大きな個体を選んで貰っています。

口に入らない大きさの方が安全度が上がります。

「ヤマトヌマエビならば、逃げ切れるでしょう?!」

と思うところですが、エビは定期的に『脱皮』をしなければなりません。

その直後は動きが鈍く、金魚が近づいてきても逃げられないんです。

なるべく隠れ家も多く入れるお願いもしています。

繰り返しますが、おすすめはしていません。

 

 

◆若い個体の方が、コケを良く食べる。

成長盛りの若い個体はコケをよく食べてくれます。

そのため、大きな個体を避けて選ばれる方もいらっしゃいます。

入荷ごとで、バラツキもあるので、みんな大きめの時もあるのですが。

大きく育ってきて個体は、熱帯魚に与えている人工飼料の美味しさも知っているので、そちらばかり食べるとも言われます。

その辺はエビちゃんに聞いてみないと分かりませんね。笑

あと、『しつこいコケ』には、数で勝負するとかなりキレイにしてくれます。

いきなり数十匹入れるのは不安な部分もあると思いますので、5匹、10匹と徐々に増やして行くと良いでしょう。

気になるお掃除能力の比較ですが、ヤマトヌマエビ1匹で、ミナミヌマエビ10匹分になるとも言われます。

基本的に歩行移動なので、垂直なガラス面は『オトシンクルス』や『ブッシープレコ』などにお任せします。

足場がある場所に強いのがヤマトヌマエビです。

ではでは(^^)