◆なんで水草を入れるのか?
水草がなくてもメダカは飼えます。
しかし、隠れ家や産卵場所となるため、何かしらの水草を入れてあげると、メダカにとっても居心地の良い水槽になるでしょう。
本能的にも、鳥などの外敵は上から襲ってきます。
上から覗き込む機会がある私たちにも、警戒心をもってあたりまえです。
そんな時に、さっと身を隠せる場所があるか、何もなくて水槽の中で慌てふためくかでは、どちらが良いかは明白ですね。
◆入れてはいけない水草とは??
これからの時期(夏前後)に多いのが、近くの水辺で水草を採取したもの、屋外で増えたホテイソウを分けてもらうパターンです。
この季節は、ヤゴ(トンボの幼虫)が付着しているケースが増えてきます。
いつの間にか、産まれているのですね。
メダカはかっこうの獲物になってしまうので、使う前にしっかり水洗いしてから使用すると良いでしょう。
◆本物の水草にするか、偽物の水草にするか。
どちらにもメリット・デメリットがあり迷ってしまいますね。
『生きた水草』
メリット
・水の浄化作用
・環境次第で増える
デメリット
・環境が合わないと枯れる
『人工水草』
メリット
・枯れない
・手軽に交換できる・保存できる
・バリエーション豊富
デメリット
・物によっては作り物感が安っぽい
などでしょうか。
ちなみにどちらでも産卵はしてくれます。
メダカの雌は、細かい葉や根に絡みつかせるように産卵します。
大きい葉は、隠れ家には向きますが、好んで産卵はしません。
◆『メダカに合う』生きた水草5大候補
アナカリス(オオカナダモ)
学校の授業でも使われます。
色が黒っぽく、メダカが産卵に好むと言われます。
鉛を外すと、浮力が強くて浮かびやすいですが、本来は地面に根を張る植物です。
カボンバ
丸いシルエットが可愛らしくて人気です。
細かな葉がちぎれやすいのが、ちょっと難点。
マツモと混同されているお客様も。
アナカリス同様に地面に根を張る植物です。
マツモ
カボンバに似ていますが、別種です。
触り心地も硬く、本来は浮かんでいる浮草の仲間。
もちろん、卵も産み付けます。
ホテイソウ
日光を好むため、屋外に向いています。
夏場あたりは、どんどん増える有名な浮草ですね。
寒くなると枯れていきます。
アマゾンブロッグピット
小さくて丸い葉が可愛らしく浮き草です。
環境が合えばどんどん増えて行く楽しみも。
せっかくですから、生きた水草も育ててみると面白いかもしれません。
冬場と違い、暖かい季節は育ちやすいですよ。
ではでは(^^)
◆金魚藻の記事まとめはこちらです。
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