◆沈んでしまいました。
昨日、入荷した黒出目金です。
袋の中では元気そうでしたが、1日経過したところでこんな感じに。
原因はさまざま考えられます。
移動のストレスは多いと思いますが、そこを危惧して『袋の水』に合わせて『水作り』を行いましたがダメでした。
回復まで少し時間がかかりますし、このまま★になってしまうこともあり気が抜けないです。
最近入荷後の調子が悪いのが続いて手を焼いてます。
◆ここでの『水作り』とは
入荷してくる魚のために、ストレスの少ない水を準備することです。
魚によりますが、入っている『袋の水』に近づけると移動のショックを和らげられます。
※ウチの水は何もしないと水道水でPH8程のあり、魚的に危険です。
袋の水を調べて見ると、塩分は入っておらず、PH5~6.5で届きます。
金魚でもPH5・4などで届きます。
少し経験のある方だと『えっ?』と思ってもらえますが、なかなか攻めたPH値です。
なので、水槽の水(PH)を薬で下げます。
更に、塩分濃度も0.3%に調整しています。
これだけでも、大抵の不調を防ぐ事ができます。。
そして、水合わせもしっかり行い、水温と水質のショックを減らしています。
が、しかし調子を崩すのが生き物の難しさですね。
◆入れ物の消毒を意識したことはありますか?
お店で忘れてはならないのが、取り扱う物の消毒です。
出入りの激しいお店の水槽は、さまざまな菌が混ざり合ってしまい、病気になりやすい環境になってしまう危険があります。
(お家の水槽であれば、危険度はグーンっと低いです。)
同じ水槽、同じ道具を使う時に極力消毒を行うと、細菌の感染を予防出来ます。
お店では、うがい薬のイソジンを薄めたものなどを使いますが、もしお家で使うときは気をつけてください。
薬が強いと、魚が死んでしまいますので。
時間があるときは、乾燥殺菌や、熱湯殺菌も有効です。
なんとかせねば。
◆しっかり観察する
お腹を地面にくっつけてます。元気が良い時はしないポーズです。
身体の一部が白くなっているのも気づきましたか?
これは粘膜を出している状態です。
普段、健康であれば透明なはずの粘膜ですが、身体の異常のサインの一つです。
◆治療します
このまま放置していても、回復する可能性は低いので治療します。
水を1/2変えて、その分の塩を追加しました。
そこにアクデンを適量投与。
これで数日経過観察します。
身体の白いのがなくなってきたら、回復の兆しです。
ちなみに・・・
5匹なってます。
(5匹入荷だったので全部不調)
はよ元気になれー
ではでは(^^)