◆いつでも手に入る種類は嬉しい
雑誌『アクアライフ』でもロタラ特集がありました。
丈夫なで人気の高いロタラは、さまざまな改良品種があります。
こういった変わった品種は、いつの間にか無くなってしまうのともあるので、気になったらGETしておくと良いでしょう。
逆に定番として流通する品種から育ててみると良い基準になる。
育成環境のデータも、たくさん出ているので、参考にすることが出来ますよ。
◆難しいロタラの仲間はコレです。
別名:レッドリーフ・バコパ
名前に『マクランドラ』が付くと、強めの光量と二酸化炭素の供給がないと育成困難です。
肥料も効果的で、丈夫で簡単というロタラのイメージからは外れます。
しかし、この透明感のある葉・・・柔らかく美しい色味は、ロタラのなかでも最高峰ではないでしょうか。
設備が整えば、育てたい水草ですね。
バリエーションもリリースされているので、マクランドラ系を探してみるのも面白いです。
◆定番の緑色になるロタラの仲間を知っておこう。
◇グリーン・ロタラ
ロタラには、さまざまな品種がありますが、
緑色のロタラの品種は実はあまりありません。
多くの改良品種が、赤味の違いを売りにするモノなんですね。
二酸化炭素の添加がない水槽では、光量も低めにすると良いでしょう。
緑色の茂みをつくるには、こちらのグリーン・ロタラが使われますが、
その際は二酸化炭素の供給と強めの光量が効果的となります。
とくに何も手を加えていない水槽であれば、そこまでのボリュームを出すのは難しいでしょう。
◇ロタラ・ナンセアン
別名:ロタラ・ナンジャン
グリーンロタラよりも、葉が細くなるのがロタラ・ナンセアンです。
こちらも緑色が基本です。
水草レイアウトでも人気がありますね。
二酸化炭素の添加がなくとも育ちますが、水質は酸性気味だと失敗しにくいです。
新芽が白っぽく色が抜けてしまうのは肥料不足の合図です。
◆定番の赤系ロタラの仲間とは
◇ロタラ・インジカ
実はこちらは、日本にも生えている草なんです。
葉は赤く染まる特性を持ち、その色合いは育成環境によって違いが現れます。
二酸化炭素の量が多く、光量が強いほど赤味を増します。
逆では綺麗な緑色・・・になるわけではなく、黄色みがかった葉になります。
このグラデーションも生きている草を感じる瞬間ですね。
鉛巻きでは、水中化の途中で弱ってしまっている状態も見かけます。
購入時は、とくに根元が腐っていないか注意して選びましょう。
または、トリミングして元気な茎を残して植えましょう。
肥料は効果的です。
◇ロタラ・ロトンディフォリア
水中の姿は『インジカ』に特徴、育成環境ともに類似します。
こちらも日本に自生します。
暖色系でピンク系のやさしい色の印象がある草ですが、やはり環境で変化します。
また様々なカラーがリリースされており、水草の育成を楽しむアクアリストにとっては気になる存在ですが、微妙な違いは受け入れられないことも。
肥料は効果的です。
などというところで、ロタラの仲間第一弾は終了です。
『ピンセットで植える。』
『トリミングを行う。』
『肥料を使う。』
など基本的工程を行うきっかけにもなる水草です。
ロタラだけのボトリウムや、屋外のビオトープに投げておいても面白いですよ。
ではでは(^^)
◆テラリウムやパルダリウムに使える蘭(ラン)の仲間たち。小型着生ランは通販が入手しやすい。カヤラン(榧蘭)、セッコク(石斛)、ミヤマムギラン、ムカデラン、ムギラン(麦蘭)
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