◆アポノゲドン、レースプラント、ポタモゲドンの世界。水草レイアウトて人気品種とは。ウルバケウス、ウンデュラータス、ランカ、ロンギプルムロススとは。

 

 

◆アポノゲドン・ウルバケウス

 Aponogeton ulvaceus

2cmほどの塊茎から50cmほどに育つ大きな葉を茂らせ水槽に緑を染め上げます。葉色はライトグリーンで大きく波打つのも特徴で美しいです。

交雑をしやすい特性が知られており、マダガスカリエンシス、ボイビニアヌス、クリスプス、ナタンスなどとのミックスが報告されています。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆アポノゲドン・ウンデュラータス

 Aponogeton undulatus

塊茎が卵形から楕円形をしており2~3cmほどで滑らかな質感です。葉の大きさは30cmほどでアポノゲドンの中ではそこまで長くはなりませんが、水槽内では十分な高さとボリュームがあります。

ダークグリーンで波打つ葉姿で、本種は不定芽により幼植物を形成するという特徴があり、増殖も楽しめます。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆アポノゲドン・ランカ

 Aponogeton Lanka

スリランカ産🇱🇰のクリスプスとヤコブセニーの交雑種です。葉の長さ25cmほどど水槽でも扱いやすく、狭卵形で薄い茶色から赤茶色に色付き、葉縁は細かく波打ちます。

育成自体は難しくないが、光が弱いと葉柄は長くなる傾向があります。

流通量は少なく、ホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップか水草に強いお店を利用するか、インターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆アポノゲドン・ロンギプルムロスス

 Aponogeton longiplumulosus

2cmほどの塊茎は球体から楕円形をしています。長さ60cmほどになる大型種で葉色はやや濃いグリーンで、カプロニーほどではありませんが波打つのが特徴的です。

こちらも塊茎の状態に気を配り植え込みを行います。ソイルでも砂利でも育成可能で、同産地の中では育てやすい品種です。

流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

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