オフタルモティラピア・ベントラリス
【学名】Ophthalmotilapia ventralis
久しぶりにアフリカンシクリッドの新顔を入れてみました。
色味もアフリカン特有ですが、さらに腹鰭(はらびれ)が長いのが特徴の種です。
欠点ではないのですが、一般的な熱帯魚(グッピーやネオンテトラなど)との混泳はNGです。
入荷してくる個体は幼く、このまま止まってくれれば話は変わってきますが、15~20cmまで大きくなる中型種は、混泳相手と水槽サイズを考慮する必要が出てきますね。
アフリカンシクリッドのイメージとは
よく見かけるのが『ゴールデンゼブラシクリッド』などで販売されている写真の魚です。
海水魚のような魅力的な魚種が多く、強健種もいるため、『アクアリウムのあるレストラン』のような場所でも飼育されているのを見かけます。
しかし、『強健』でもあり『狂犬』な性格の種も多く、おすすめは単独飼育です。
知らずに買ってしまって、水槽内でギャングのようになってしまったとご相談も時折受けます。
それでもしっかり飼えば、人にもなれ図太い性格もペット感覚にはあっているように思います。
ちなみに同種での混泳はありがちな絵ですが、同じ水槽で10匹飼育を始めて、10匹元気に育て上げることは非常に困難です。
大きな水槽、多くの隠れ家、気が紛れる個体数、セパレーターと学ぶ機会が増えるお魚です。
『アフリカンシクリッド』っと名称を持つくらい多様な魚がおり、本当に魅力を持つグループです。
このオフタルモティラピア・ベントラシスの前に入れたのは・・・
でした。
『貝に住む魚』です。
巻貝を落としておけば、隠れ家にしたり、産卵に使ったりと巣のように活用します。
4cm程の魚なので、混泳も比較的にしやすいですよ。
ブリードされた個体が流通するため、購入しやすい価格の種が増えてきています。
機会があれば飼育してみますか??
ではでは(^^)
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