正確な情報が魚を助ける
「どんな病気なのか?」「どんな症状なのか?」は、お客様が異変を感じているので、そこを伺えば見えてきます。
大事なのは、『それでどうするのか?』です。
お魚に何らかのストレスがかかることで、病気は悪さをはじめます。
原因を取り除かなければ、繰り返していまう可能性があります。
『飼育環境を知るためには、たくさん知りたいことがあるのです。』
画像から分かることは非常に多い
病院に行った時に、風邪かどうか決めるのは患者さんではなくお医者さんです。
私たちはお医者さんではありませんが、ご相談していただいたからには責任があります。
その風邪はほんとうに風邪なのだと断定しなくてはなりません。
『なんの資格も免許も必要のない世界ですから難しいですね。』
私たちは、水槽を一見したときの情報量が違います。
いろんなことに気がつきますし、変なことに違和感を感じます。
魚の数や大きさ、水の濁り具合や水槽の設置場所・設備などから『隠れた問題』も発見する糸口になることは少なくありません。
悪いと思っていなかった点も発見できる。
『異変が起こる前に何か変わったことはしましたか?』という質問をします。
すると、お話するにつれて新しい情報が徐々に見えてきますが・・・
そもそも悪いと思っていないことは話に出てこないということが起こります。
悪気がないと、一生懸命に説明していただいても盲点が生まれてしまうということです。
写真はそこの問題を解決するきっかけにもなっています。
病気のご相談の時に助かるのが、写真や動画です。
今は、スマホが優秀ですから手軽にお持ちいただくことが増えました。
病気の診断は難しいです。
正解しても助けてあげられないことは多く起こります。
なるべく正確なアドバイスをするためには、正確な情報がほしいのです。
百聞一見にしかずとはよく言ったもので、想像するよりも見せて頂けることでだいぶ違います。
知りたい情報といえば・・・
水槽の大きさ水量、魚の数と大きさ、水換え頻度、使っているフィルター、置いてある場所・・・などなど。
水槽の写真が一つあれば、サッと把握して、他に必要な質問にスムーズにうつることができます。
答えている私たちよりも、思い出したり考えたりと、情報量が多くなってしまうお客様に負担になってしまいます。
心配事を減らすお手伝いが出来れば幸いです。
ではでは(^^)