ベタをしまう季節

最近まで、小型水槽で販売いしていたベタを、大きな水槽内へ戻しました。

注意歓喜はしておりますが、ベタはヒーターがなくては飼えない熱帯魚です。

日本の冬は寒すぎます。

 

店内は空調が入っておりますが、夜は冷えます。

『この設備で飼育が出来るんだ』と、勘違いさせてしまわないように片付けることにしました。

 

 

金魚とセルフィンプレコ

金魚水槽のコケ取り役として『セルフィンプレコ』の人気があります。

丈夫で安価で飼い易い魚です。

この『セルフィンプレコ』は熱帯魚です。

 

先日も、金魚水槽に入れたいという相談があり、飼育等のご説明を行いました。

今のところ、ヒーターは入っていないということでしたが、プレコを購入されていきました。

複雑ですね。。。

後からでもヒーターを買ってくれているかもしれませんし。

 

 

命を取り扱う。

入荷の時から、管理しているわけですから出来ればちゃんと飼って欲しいと願っています。

あのセルフィンプレコは・・・

1袋に6匹が入っており、1匹は袋の中で死んでしまっていたな。

水が悪そうだから水温合わせは程々にして、早めに水槽に入れてやったな。

痩せている個体も目に付いたから、エサも全体に行き渡るように回数と量を増やして与えたな。

・・・お渡しするときに走馬灯が駆け巡ります。

 

全ての魚を覚えているのかと言われれば、そうでもありませんが、意外と覚えています。

生き物に絶対はありません。

魚が届いて販売水槽へ入れるまでは、気を遣う時間です。

袋の中の、魚の動き、水の色や透明度、匂い、温度・・・

その都度、正しい判断と決断が問われていますから頭に残りやすい。

やっぱりメダカ1匹でも殺したくはありません。

 

 

力不足で殺してしまうことはありますが、反省し同じようなアクシデントがお客様で起こらないようにするのが役目です。

『セルフィンプレコ』は沖縄の川に住み着いていることが問題視もされていますが、飼育する側のマナーも大切ですね!