注意しててもなってしまうのが『病気』です。

大きく違ってくる点は、注意していることで異変に気づくスピードが遥かに変わります。

早期発見早期治療は、病気治療の難しい魚類にとってとても重要です。

 

古代魚はただでさえ、薬品に弱い魚です。

さらに、『幼体』とうことで体力が低くく、薬の使用には慎重になるケースです。

 

 

シルバーアロワナベビーの症状

背鰭(せびれ)をたたみ、水面付近を弱々しく泳ぐようになりました。

翌日には尾鰭(おびれ)周辺に白点を確認。

すぐさま治療に入りました。

(異変を感じた初日に、治療のアクションを起こしても良かったかもしれません。できれば出ないでほしいと思っていましたが、発病してしまいました。)

 

 

薬は弱く使うと知っておく。

適量の半分を目安に使用しましょう。

適量では、古代魚やナマズは薬が強く効きすぎてしまい死んでしまいます。

 

今回は『アグテン』を使用しました。

外見から見えていたのは白点病でしたが、泳ぎ方など他の細菌の影響も受けているようだったためです。

 

 

エサは様子を見ながら

食欲は魚の状態を知るサインになります。

食欲がないのは、なかなか厳しい状態です。

何かしらを食べてくれると、回復の可能性も上がります。

 

このシルバーベイビーは、赤虫を浮かべて与えました。

逃げるメダカは非常に食べ辛く、あまりよくないと感じました。

徐々に元気を取り戻してくれたところで、メダカに切り替えてうまくいきました。

 

 

水温の確認

水温が26℃でした。

アロワナには物足りない温度です。

これも体調を崩す原因の一端だったかも知れません。

 

28℃に設定温度を上げました。

この温度であれば、白点病の治療効果もあります。

 

 

水換えの水準備はおこたらない。

薬の投薬後、3日経過したところで、1/2の水換えを行いました。

この時に入れる新し水は、水温を合わせておくとよいでしょう。

温度変化によるストレスを軽減させます。

 

 

経過観察・・・。

治療開始から6日で、かなり元気を取り戻しました。

各鰭を広げておよぎ、白点も消えています。

水面を泳ぎながら、ご飯に食いつくようになったので一安心です。

 

1度病気になった魚は、免疫力が上がるため丈夫になります。

一段、成長したシルバーアロワナベビーでした!