[st-kaiwa1]大きな違いになります![/st-kaiwa1]
『全長』と『体長』の違い。
『全長』とは口の先から尾ビレの先までで一番長い場所を測ります。
↓『全長』約10cmの金魚とすると・・・
↓『体長』約10cmの金魚です。
『体長』とは口の先から尾ビレの付け根まで長さを測ります。
・・・と、こうなってしまいます。
倍では済まないほど違うような!
金額もだいぶ変わります。
基本的には『全長』が使われてます。
魚の「説明書き」や、お役様への口頭での説明は『全長』でのやり取りが通常となっています。
いつ『体長』が使われているかというと、私達が問屋さんとやり取りする時です。
魚種によっては尾鰭(おびれ)が長い種類もいます。電話で話をするため、より正確な大きさをスムーズに知るために使われます。
また、接客時に『全長・体長』を混同されているお客様もいらっしゃるため、大きさの相談があった場合には、お互いの想像している『サイズ感』に違いが出ないように確認する必要もあります。
図鑑の『最大全長』まで育たない?
魚は飼育環境によって大きさに違いが見られます。
ネオンテトラやグッピーなど小型魚は記載通りに育ちますが、中型魚から大型魚になるほど誤差が生じていきます。
自然界で自由に泳ぎ回っている個体に比べて、水槽の限られたスペースでは成長も限られます。
大きく成長させたい場合には、それなりの環境を準備してあげることが必要となり、与えるエサなど飼育者の腕の見せどころにもなりますね。
こんな所も測ります
体高(たいこう)体幅(たいふく)などは、言われてイメージできる所もありますが・・・
『頭の大きさ』は口先から鰓(えら)までを測ります。
他にも、眼の大きさ、口の大きさ、口から眼の長さ、口から鼻・鼻腔(びこう)の長さなどなど細部の長さも測られてデータになっているんですね。
細かい!!
ではでは(^^)