らんちゅうの混泳は出来ます!
難しいというイメージがありますが、一緒に入れる品種に気をつければ難しくありません。
↑右端に写っているのが蘭鋳体型の『江戸錦』です。
一番多い失敗例とは
金魚すくいの金魚とは合いません。
金魚掬いで泳いでいる金魚は小赤(こあか)と呼ばれ、もっとポピュラーな金魚です。
鮒(フナ)のような体型で泳ぎが俊敏です。
それに比べて「らんちゅう」は泳ぎが上手くありません。
エサは先に食べられてしまい、ちょっと突かれたりしても追い払えないと相性がよくありません。
小さな水槽で日々ストレスを抱えてしまうため『一緒に飼うのは難しい』となります。
すると『らんちゅうは混泳が難しい』と認識される機会が多くなります。
↑大きく育った子赤。
子赤(こあか)と一緒に飼える品種とは??
『コメット』『朱文金』『レモンコメット』『桜コメット』などフナ型体型をした品種になります。
同じように素早く泳げるので相性が良いです。
「らんちゅう」など丸型体型の金魚と一緒に飼うのは、少々難しいです。
↑フナ体型の混泳です。(レモンコメット、柳出目金)
らんちゅうと上手に混泳させる2つのポイント
①体型を合わせることがポイントです!
『琉金』『だるま琉金』『出目金』『オランダ』『キャリコ』『東錦』『丹頂』など丸型体型の金魚との混泳がおすすめです。
ただし・・・
『水泡眼』はほっぺたの水泡を突かれると破れてしまい、元にはもどりません。
『ピンポンパール』『蝶尾』は、らんちゅうよりも更に泳ぎがヘタなので少し難易度が上がります。
②体格差に気を付けましょう!
とくに小さな個体は被害を受けやすいです。
大きい個体ほどパワーがあり一緒にゴハンに集まったときなど思わぬダメージを与えます。
なるべく同じ大きさで揃えると安全です。
時々ですが出目金など片目になってしまうのはパワーがある個体に突かれてしまったアクシデントです。
出目金は他の金魚よりも視力が弱く鈍感に反応するからです。
出目金以外にも片目事件は起きるので力が強い個体が犯人と考えます。
↑攻撃中?これくらいの体格差ならば混泳可能です。
※新しい個体をむかえ入れた時に、調子を崩すことがあります。食欲が落ちてしまったり地面でじっとしてしまう。泳ぎに元気がない。そんな時は塩を使って『塩分濃度』を調整すると回復が早まります。
金魚以外にも一緒に飼える生体とは?
『ドジョウ』も一緒に飼えます。
シマドジョウやヒドジョウ(白色)など可愛いキャラクターもおります。
『メダカ』は金魚が小さければ飼えます。
体格差があるとメダカがストレスを受けやすいです。大きな入れ物であればストレスを減らすことが可能です。
『タニシ』は金魚の口に入ると、パクパクされてしまい弱って死んでしまいます。意外と合わない組み合わせです。
『ヤマトヌマエビ』こちらもお掃除屋さんとして人気ですが、口に入ると食べられてしまいます。エビは脱皮をするため、直後は無防備です。
『セルフィンプレコ』コケ取り役として投入される熱帯魚です。秋からはヒーターが必要になります。大きくなると金魚をいじめることがあります。長期的に見ておすすめしません。
うまく組み合わせて楽しみましょう。
ではでは(^^)
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