水が白く濁る時はバクテリアを増やすと良い。水槽立ち上げから約1ヶ月経過し水質も落ち着いてきているが、もうちょっとな感じもする。やはり透明度が高い水槽は綺麗に見える。
- 水が白く濁る
- 支える設備”オーバーフロー”
- バクテリアは酸素で増える
- 曝気(ばっき)する
水が白く濁る
水槽を立ち上げて約1ヶ月経過。水の透明度が低くなってしまうのが最近の課題です。原因としては生体数のキャパオーバーが考えられます。とくに金魚・メダカ販売をするためはそれなりの数を仕入管理する必要があるからです。私たちが接客でおすすめする『水量に対する飼育数目安』を越えていってしまいます。
支える設備”オーバーフロー”
この生体管理を支えているのがオーバーフロー水槽という管理設備です。オーバーフローとは水槽に貯まった水がろ過槽へ落ちる仕組みになっていおり、落ちてきた水はマット&リングろ材を通過するとポンプの力でまた水槽へ戻される仕組みです。この特徴は、ろ過槽が大きいこと、酸素が多く含みやすいことがあります。ろ過槽が大きいということは水の浄化能力が高いということです。
バクテリアは酸素で増える
よく勘違いされていますが、バクテリアは魚のウンチなどのアンモニアを分解して増えているわけではありません。分解する能力があるだけです。増えるためには酸素が必要とされており、好気性(こうきせい)バクテリアと言う区別をされております。この好気性バクテリアを増やすことが水質向上させるポイントになります。酸素が大好きなのが伝わってくるネーミングですよね。
(ちなみにバクテリアといっても多種がいるため他の働きをするバクテリアもいます。)
曝気(ばっき)する
オーバーフロー水槽ということで、酸素は十分だろうと待っていましたが一手間加える事にしました。ろ過槽へエアーストーンの投入です。好気バクテリアをより繁殖させます。しかし増えるには時間もかかりますので”目に見える効果”というのがわかりずらいパターンです。この酸素をブクブク送りこむ曝気(ばっき)には、ハイパワーのブロワが力を発揮します!
↑オーバーフローろ過槽、上部フィルターに似ていますね。
↑リング型のろ材がバクテリアの家になっている。