◆水槽で飼育する錦鯉たち。変わり鯉（かわりごい）とは。落ち葉しぐれ、影白写り、紅輝黒竜。

◆変わり鯉の提議・ルールとは？！

100品種以上いるといわれている錦鯉は現在も品種数・未固定種共に増加を続けています。一般的な種類に含まれない錦鯉を総称して「変わり鯉」と呼びます。

代表種としては、落ち葉しぐれ が相当し、変わりとよばる中には1点ものも含まれます。珍しい個体がほとんどならため一期一会な錦鯉が多く、一度買い逃すと同じような種類を探すだけでも困難です。

◆混泳に深みを増す存在感！

錦鯉の生産・作出は他品種との交配も珍しくないため、両親の表現の混在したもの、唯一の錦鯉が生まれてくる可能性を秘めているものです。

これが錦鯉の魅力が尽きない大きな理由の１つであり、こだわりの1尾を眺めるのもぜひお勧めしたいです。表現・色彩の異なる錦鯉たちを混泳させてもみごとに絵になるところが錦鯉のすごさです。

◆一部の変わり鯉を紹介！

影白写り（かげしろうつり）…浅黄（あさぎ）の網目状の鱗と白写りの写り墨を持ち合わせた品種。

落ち葉しぐれ（おちばしぐれ）…印象的な名の品種でカラーバリエーションが豊富。水槽内で他魚との色の相性も良い！

紅輝黒竜（べにきこくりゅう）…輝黒竜に紅が入る比較的新しい品種です。生産量が少なく美しい個体も少ないため、良魚の希少価値・評判の高い錦鯉。御三家にに迫る存在感を発揮しています！

 

◆流通量や価格とは？

幼い個体はホームセンターのアクアリウムコーナーで見かけることもあります。変わり鯉はやはり御三家（紅白、大正三色、昭和三色）よりも見かける機会は減りますが、タイミング次第では水槽に並ぶことも少ないながらもあります。

 

熱帯魚専門店では、取り扱うカテゴリーとして錦鯉があれば、紅輝黒竜などは最近は目にしやすい印象です。お近くに錦織養魚場のような小売を対応している専門店があることは稀なので、他にはインターネットの利用に頼ります。幼い個体であれば¥1000程で販売されています。