◆屋外にある睡蓮鉢の冬ごもり、金魚やメダカのエサは『浮上性』が良い理由とは。

金魚やメダカを睡蓮鉢で飼っている方は、そろそろ冬に向けて準備をする季節です。

準備といっても管理的な面ですが、気温に合わせてエサや水換えを夏とは違うやり方に変えていきましょう。

寒くなると魚の活性は下がっていきますからね。

 

 

◆エサを食べなくなるのが普通です。

寒くなってきたら、食欲低下を心配する必要はありません。

むしろ、今まで通り(春や夏のような)のエサの量を与えていると、過剰な食べ残しから水質悪化を招きます。

そのため、この時期は『沈むエサ』『ゆっくり沈むエサ』ではなくて、浮上性の『浮かぶエサ』に切り替えるのも管理としては有りです。

エサの食べ残しがよく把握できるからです。

沈んでしまっては、食べ残しを把握しづらくなってしまいます。

今の時期に、水が濁ってしまったり、魚が病気になったりするのはそのせいです。

・エサを落とした時に、魚の集まり方が遅くなる

・食べ切るのに時間がかかるようになった

など、魚の変化に気を配ると良いですね。

↑メダカはもともと浮上性のエサが多いです。

 

↑金魚の浮上性フードも数多く販売されています。

 

 

◆水換えもしなくて良い?!

冷たい水の中では、魚たちの活性も下がるため、水が汚れずらくなります。

エサやウンチは水を汚すイメージはありますが、実は呼吸はとても水を汚すことが分かっています。

食べず動かずで、夏場よりも圧倒的に水は汚れなくなっています。

 

 

◆枯れた植物は捨てる。

朝晩冷え込むようになると、元気だった植物も枯れ始めます。

ホテイソウなど枯れてしまった水草は、水質を汚す原因になる事があるので、取り出して捨ててしまいましょう。

アナカリスやカボンバなど衰退し、金魚がいると食べ尽くされれしまいますが、メダカの場合は、緑色をしている葉は残しておけば春に新芽を出してくれます。

 

季節の変わり目は、アクシデントの増える時期。

塩など入れて予防するのも良いでしょう。

ではでは(^^)

 

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