◆金魚に『サーモスタット付きヒーター』を入れるべき理由とは

本来、金魚はフナからの改良品種のため、日本の気候に順応し、生息できる能力はあります。

しかし、私たちがエアコンを使い夏や冬を快適に過ごすように、実は金魚にヒーターを入れてあげると良かったのです。

水温の変化は、魚に悪影響をあたえ、病気の原因となります。

これを防いでくれるのは『ヒーター』ということですね。

 

 

◆『サーモスタット付きヒーター』とは

ヒーターには、水温を26℃で保温してくれる『オートヒーター』と、

また別に温度調節ができるタイプで『サーモスタット付きヒーター』があります。

要はコントローラー付きですね。

18〜35℃の範囲で保温が出来るようになります。

オートヒーターは価格も安く、コンセントを刺すだけなので使いやすくお手軽です。

サーモスタット付きは、金額は上がりますが、冬場の金魚を18℃でキープしたり、病気の治療にも使えます。

※ヒーターに水温を下げる能力はありません。

 

 

◆病気になりづらい環境になる

水温が安定することで、体調を崩しづらくなり、病気にもかかりづらくなります。

また、一番多い病気の『白点病』なのですが、水温を28℃にすると殺菌する事ができます。

これが、サーモスタット付きヒーターの良いところです。

オートヒーターでは出来ません。

 

 

◆デメリットとは

電気代は60cm水槽で、1カ月¥1500ほどが目安です。

冷えやすい場所であったり、逆に部屋にエアコンが入っていたら、その分ヒーターの稼働は減るため節電効果になります。

水槽に断熱素材を貼ってしまうのも、効果的です。

 

 

◆とくに小さな水槽・器では影響を受けやすい

よくご説明することの1つに『水量は多いほど、魚は管理しやすい』というのがあります。

水の汚れに強くなり、水温の変化にも多少時間がかかるようになるため、水質が安定しやすいなど表現します。

魚にとっては良い環境ですね。

もちろん、置き場所の問題などもあるので、自分にあった大きなの水槽を探すことが重要です。

ヒーターも水槽も、メリットデメリットを知っていれば、選べますからね。

ではでは(^^)