温度が上がる今の季節は汚れ方がスピードアップしています。ろ過能力の見せどころです。定番のフィルター4つの『ろ過能力』『金額』『音』『見た目』を使用経験を元にレポートします。

 

投げ込み式フィルター


”ろ過能力”は普通です。高くはありません。

お店ではサブフィルターとして使用中。
”金額”はポンプセットで1500円前後と安価です。

 

”音”はブクブクとエアーが水面で弾ける音とポンプの振動が聴こえます。

静かな部屋では存在感がありますが、TVをつけてしまえばそこまで気になりません。

常時鳴っているものなので、気にならなくなります。

 

”見た目”は、水槽内でフィルターがどうしても目立ちます。

また水槽外にポンプの置き場所も必要です。

しかしながら扱いやすい!

チューブの分岐や、エアーストーン、スポンジフィルターにチェンジすることも可能。

愛用されるフィルターの1つです。

 

 

掛け型フィルター

 

”ろ過能力”は普通ですが、オプションでリングろ材を追加すれば能力アップ。

使いやすくメンテナンスも手軽に出来ます。

 

”金額”は1500円前後と安価。

人気フィルターのため、各メーカーが競っている。

おかげで値段競争や能力向上とユーザーには嬉しい。

しかし交換アイテムなどが似ているため、

「どの機種を使っているのか分からない」と接客が絶えない。

 

”音”は投げ込みより多少静かです。

水面が低いと滝つぼのようにジャバジャバうるさくなります。

モーター音もそれなりに聞こえます。

 

”見た目”はだいぶスッキリしています。

水中には吸い込み口がある程度なので存在感はなく、水槽の縁に設置する本体も小型です。

 

ちなみに・・・

音が気になってしまいそうな方は

”サイレントフィルター”が圧倒的に静かです。

 

 

 

上部フィルター

”ろ過能力”は高い。大きな「ろ過槽」を持っています。

中身にウールマットだけでなく、リングろ材などを追加すると良い。

 

”価格”も安価、60センチ水槽用ならば3500円前後で購入できます。

 

”音”は掛け型フィルターと同程度です。やはり滝つぼのようにしてしまうとうるさい。

 

”見た目”の水中部分は多少目立ちます。

遠目から見ると水槽上部に設置する本体が目立ちます。

管理中心に考えればそこまでのデメリットではありません。

ただ、インテリア的に避ける方もいらっしゃいます。

 

 

 

外部フィルター

”高性能”です。

バケツと呼ばれるろ過槽にウールマット、スポンジマット、活性炭、リングろ材などが入ります。

スポンジを抜いてリングろ材を追加するのがおすすめ。

組み立てやメンテナンスが他のフィルターよりも時間がかかる。

 

”金額”は高価で、60センチ水槽用で1万2000円前後。

一度買えば長く使えるものなので検討する価値はおおいにあります。

 

”音”は静かです。

水槽専用キャビネットなら、外部フィルターを設置してフタを閉めてしまえば気づかない。

滝つぼにしないで、排出口を水中に沈めるとより静か。

 

”見た目”、水中部分はあまり気にならない。

吸い込み口と排出口ともに場所を移動できるため、工夫が効く。

 

 

 

24時間動き続けるポンプは1年ほどで寿命をむかえることもあります。

新しいフィルターと交換する際は、参考にしてください。