お馴染みの金魚藻、どれを選んでいますか?
どれを選んでも、極端に「いけない」という事はありません。
金魚なのか、メダカなのか、タナゴ・ドジョウなど川魚、エビ、飼育している生体はさまざまです。
知っている人はどのように選んでいるのでしょうか。
カボンバ
【学名】Cabomba caroliniana
【水質】弱酸性~アルカリ性
【水温】20~28℃
3種の中でも一番人気の水草です。
流通量も多く安価です。
丸葉のシルエットが美しく、ライトグリーンは水槽内でも華やか、生体との色合いもハッキリしています。
丈夫な水草で、基本的に日本の水道水や井戸水を使用して問題はありません。
デメリットとしては、細かい葉が取れやすいです。
一度は使ってみても良いですね。
◆金魚との相性:食べてしまうのでオヤツ感覚で良しです。細かな葉はちぎられやすいです。
◆メダカとの相性:産卵する場所にも使えます。良しです。
◆エビとの相性:無農薬品以外は、薬の影響でエビが死んでしまうことがあります。
アナカリス
【学名】Egeria densa
【水質】18~28℃
【水温】弱酸性~アルカリ性
カボンバには劣るのは見た目の問題か?!!
流通量も多く安価です。
丈夫な水草で、基本的に日本の水道水や井戸水を使用して問題はありません。
深い緑色をしており、丈夫で葉も簡単にはちぎれません。
見た目に人気は劣りますが、葉がちぎれづらく、より丈夫なイメージがあります。
メダカは暗い色を好んで産卵するとも言われております。
◆金魚との相性:食べてしまうのでオヤツ感覚で良しです。食べづらい。
◆メダカとの相性:産卵する場所にも使えます。とくに産卵しやすいと言われる。
◆エビとの相性:無農薬品以外は、薬の影響でエビが死んでしまうことがあります。
マツモ
【学名】Ceratophyllum demersum
【水質】酸性~アルカリ性
【水温】18~28℃
カボンバと混同されていることもあります。
こちらの方が葉が細くて硬いです。
流通量はカボンバ・アナカリスに比べて劣りますが、少なくはありません。安価です。
カボンバ・アナカリスよりも水質への順応性が高く丈夫ですが、水道水に含まれるカルキを嫌う傾向がありますのでご承知を。
井戸水にカルキは含まれませんのでOKです!
また、本来『浮き草』でありマツモは浮かべておけばOKです。カボンバ、アナカリスは地面に根付きます。
(写真のように地面に植えても使えます。)
◆金魚との相性:食べてしまうのでオヤツ感覚で良しです。細かな葉はちぎられやすいです。
◆メダカとの相性:産卵する場所にも使えます。良しです。
◆エビとの相性:無農薬品以外は、薬の影響でエビが死んでしまうことがあります。
どれも『使いやすい水草』であることは変わりません!
広く普及しているには理由があったということですね。
3種ともに、冬場の低水温は結構耐えてくれますが、夏場の高水温には弱いため注意しましょう。
(すだれ、遮光シート、水換えをするなどで対策を。)
『金魚』の場合であったら、おやつという消耗品になるので、毎回変えてみても観察が楽しめますね。
『メダカ』で気になってくるのは卵の産み付け具合ですが、草そのものの前にメダカのコンディションに左右もされます。
あえて実験してみて、ウチのメダカが好みを探ってみるのも良いでしょう。
『エビ』はなんといっても薬品問題(農薬・肥料分)ですね。
金魚、メダカはそうでもなくても、シビアに影響を受けますのでご注意を!
その他『川魚・熱帯魚』にも使えますよ!
水草を身近に使ってみましょう!
ではでは(^^)
◆金魚藻の記事まとめはこちらです。
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