ランチュウと出目金の混泳。失敗しないポイントとは。
金魚の混泳を考えた時に『どんな組み合わせが良いのか…』悩んでしまう事があります。
今回はその中から『ランチュウ』と『出目金』の組み合わせについてご紹介いたします。
ちょっと混泳には向かない、難しい品種だと言われる2種ですが混泳可能です。さらに失敗を減らすポイントもご紹介いたします。
◆混泳成功のために気をつけること
ランチュウも出目金も『丸物=まるもの』と呼ばれるタイプの金魚で、遊泳力が似ており混泳しやすい組み合わせです。
※逆に『長物=ながもの』との混泳は避けます。
混泳させる時には、どちらも『コンディションの良い状態』で行います。別々の種類という事は育成環境が違う可能性が高く、合わせた時に病気が出てしまう確率が多少なり上がります。
お魚のにとって、今いる水と新しい水槽の水は別物なので、移動は負担となり病気にもなりやすいタイミングです。
そのため、混泳する際は『どちらも元気』な状態で行います。また、塩分濃度調整も行うと金魚が元気になるので、心配な時や異変をさっちしたら、速やかに行います。
◆体格を同じくらいにする
金魚同士の大きさは『同じくらいに』だと、トラブルは減ります。もともと攻撃的な性質ではありませんが『大きな個体ばかりエサを食べてしまう』『エサが全体にうまく行き渡らない…』という状況から『エサのやり過ぎ問題』は少なくありません。
さらに、エサをバランス良く与えて、混泳しながら同じ大きさに合わせていく事は困難です。だいたいが大きな個体が1番食べるので『より大きく』なります。
小さな個体は体格差が広がり『より小さく』見える事も。数年後には、みな最大サイズになって体格差がおさまりますが、まず大切なのは飼育初期の成長期なので、なるべく購入時には体格差をなくして選びます。
◆水槽にゆとり
忘れてはならないのは『水量にゆとり』ある匹数を飼う事です。ついつい過密飼育になってしまうパターンは多いので、少なめに飼う意識くらいが良いです。
専門店やホームセンターでの水槽を見本にするのは危険で、販売ように過密気味にしてインパクトを持たせています。その分こまめに水換えしたるすれば良いのですが、仕事で水換えをする管理状況と、一般家庭での水換え頻度は異なります。
お店の水槽はイメージとして理解し、自宅では自分に合った飼育スタイルで楽しみましょう。
ではでは(^^)