ピンポンパールは赤斑病になりやすい?赤い斑点は速やかに処置をする。
ピンポンパールを飼育していると、よくあるトラブルの1つが『赤斑病』です。
気がつくと身体の側面などに『赤い斑点』『充血』しているような箇所が見られます。
軽度であれば塩分濃度調整のみで治ってくれることもありますが、よく観察して必要ならば投薬を行います。
◆原因とは・・・
原因は水質悪化や水温変化などの負担などがきっかけとなり、細菌が悪さをすることで『赤く』なります。赤い部分が少ないほど軽症で、増えるにつれて重症と判断します。
早期発見による早期治療を行うほど完治しやすくなります。放置すると赤い部位が広がり、元気な個体へも病気が移ります。ピンポンパールや普通の金魚も死んでしまう恐ろしい病気の1つです。
しっかりと患部を観察して1日ごとに『赤い部分』の広がりを診ておくと判断材料となります。
また仲間につつかれて赤くなることもありますが、可能性としては細菌性のものが多く『赤いからつつかれる』というパターンが多いです。
◆治療
治療は軽症であれば0.3%の塩分濃度調整(塩浴)で復活してくれる事もあります。しかし翌日など回復が見られなければ、薬の投与を行います。『いまいち軽症だか重症だか分からない…心配だ』という方は発見後、速やかに魚病薬を使用すると良いです。
『グリーンFゴールド顆粒』がお勧めです。手に入らないときは『エルバージュ』など手に入る魚病薬で治療します。粉薬になるのでしっかり溶かしてから水槽へ投入すると良いでしょう。
完治までは数日から数週間かかることもあります。『赤い部分』の変化を観察して綺麗になくなるまで気を抜かずに投薬します。
赤斑病は繰り返してしまう個体もいます。今一度飼育環境に問題がないか確認します。エサの与えげ過ぎや水換え不足、水温の急激な変化は原因となります。
せっかく直しても再発しては可愛そうです。
出来るか範囲で環境を整えてあげましょう。
ではでは(^^)