『お店の流木』と『海で拾った流木』どれが良い?アク抜きや早く沈めるコツとは。
早く沈めるコツとは
沈まない流木はあるのか?
上手く沈めるコツとは?
どのようなタイプの流木を選ぶと良いのか。
◆海の流木は避ける
海辺で見つけた流木を、水槽に利用するのはイマイチです。
波の影響もありますが、海岸まで浮かんで流れ着いた素材は沈みづらい木も多いです。また水槽で使用すると木の表面から分泌物が出るケースも多く使いづらさは否めません。
「多少の塩はお魚にも良いでしょ!」という見解もありますが、アクアリウムで行う塩分濃度調整は食塩で、海水の塩分は似ていて非なるもの。
海の流木を入れたことにより、お魚やエビに影響が出るリスクを考えると、使用は控えておくのが無難と言えます。
◆沈まない流木はあるのか?
ホームセンターや専門店で販売されている流木でも、少ないですが沈まない流木はあります。
たいていは時間が経過すると、水を含み沈んでくれますが、クセモノ(沈まない)は存在します。
いろいろ試してみて、ダメな時はあきらめて、新しい流木を準備した方が早いでしょう。
…または下記の力技を行います。
◆いろいろと試す方法
流木を上手く沈ませるためには、しっかりと全体を水中に沈めて水を吸わせる事がポイントです。
中途半端に水を入れた容器に浮かべているだけだと、半分は水上に出ており沈下しずらいです。
重石を乗せたり、落とし蓋のような物を用意して、完全に水中に沈めると早く沈下流木になります。
◆少し強引なケース
ホームセンターで売っている塩ビなどの板を、流木にビスでくっ付けて土台を作ります。(プラモデルの足場のようなイメージ)
土台こど水槽にセットし、砂利やソイルで浮かばないように足場を埋めて固定します。力技ですが、多少の力では動かなくなるので、レイアウトとしても安定します。
小さな枝流の場合には、水草の鉛巻きでお馴染みの鉛を巻いてしまえば、簡単に沈めることができます。スドー社の『水草のおもり』がスポンジ付きで使いやすいアイテムです。