金魚水槽に流木を。あく抜きのポイントとは
金魚の水槽へ流木を入れたいとご相談がありました。
金魚の水槽へ流木を入れることは可能です。水草や石とも違いレイアウトに使うと独特の雰囲気があります。
気をつけるのは、鋭い部分で金魚が傷つく可能性がある事と、隙間に挟まってしまう事です。
流木を選ぶ時には『傷をつけないか』『間に挟まらないか』注意して好みの形を選びます。
また、水が茶色く濁ることも嫌がられますが、こちらは金魚にとって大きな問題ではありません。
流木は大きくなるほどアクが出やすくなりますので、このポイントも選ぶときの判断材料になりますね。
◆事前処理する方法
流木からはアクが出て金魚に悪影響はありませんが、水が茶色くなるので綺麗には見えません。
事前に鍋で煮ると早くアク抜きができます。
また上記『アクぬき剤』で処理を行えば1~2日で使え、バケツなどに単純につけおきしておけば数週間かかりますが抜けます。
自分に合った方法でアク抜きすると良いでしょう。
◆『活性炭』で茶色防止
事前にアク抜きをしても、流木からは徐々に茶色が染み出してくる事があります。
そんな時には『活性炭』商品を水槽へ使用すると効果的です。炭が茶色を吸収する働きがあります。
活性炭を投入し、通常通りの水換えを繰り返していれば透明な水になります。なかなか茶色が取れない時には次項をご参考ください。
※魚病薬を投与する場合には、炭が薬剤も吸着してしまうので、取り除いてから投薬します。
◆効果ばつぐん『ブラックホール』
流木の茶色いアク抜きや、メチレンブルーの青色を速やかに透明にしたいならば『ブラックホール』が頭1つ抜けて優秀です。
他の『活性炭アイテム』よりも多少高価ではありますが、困った時は頼りになる信頼性があります。
少し大きな流木の場合は、事前にアク抜き処理をしていても、ゆっくりと水を茶色くしてきます。そんな時に『ブラックホール』をフィルターの隙間や水流のあるところへ投入しておけば、透明な水にしてくれます。
便利な道具はうまく活用しましょう。
ではでは(^^)