ホームセンターと熱帯魚・金魚専門店の違いとは?
インターネットで『金魚』と検索すると、アートアクアリウムなどのイベントと一緒に、ホームセンターが金魚の飼い方を紹介しています。
文章だけではなく、挿絵や別途YouTubeに説明動画をアップしていたりと、今から金魚飼育を始める方に優しい環境が増えています。
しっかりと飼育方法を説明しているホームセンターですが、熱帯魚や水草、金魚の専門店で説明を聞くのとでは何が違うのでしょうか?
◆ホームセンターには社員さんとインショップの2パターンがあります。
社員さんは、そのホームセンターの従業員で、ペットやアクアリウムコーナーを担当している方です。
工具用品には工具担当さん。
インテリアにはインテリア担当さん。
植物には植物の担当さん。
ペットにはペットの担当さん。
と、それぞれ詳しい方がいます。
しかし専門店との違いは毎日詳しい人がいないという事です。ホームセンターは基本的に年中無休ですが、従業員にはそれぞれ休みがあります。
なかなかアクアリウムコーナーに何人も担当がいるお店は少ないので、相談した時に詳しい方がいない時もあると知っておくとよいでしょう。
さらにペットと言えば『犬・猫』の方がシェアは大きいので、やはり『お魚』を担当する人は少なくなる傾向はあります。
◆インショップとは
インショップはホームセンター内のアクアリウムコーナーに、アクアリウム専門の別会社が入っている状態の事です。
やはり専門性が高い仕事のため、より丁寧な管理や接客が可能になっています。お客さんの信頼度も上がります。
基本的に専門のスタッフがいるため、困った時に相談しやすいというメリットもあります。
もちろん話しやすい話しづらいは起こってしまいますが、それはどんなお店でもある事です。
◆ホームセンターは固定化、専門店は流動的な印象
これは取り扱われるお生体の種類ですが、ホームセンターでは同じ種類や似たような品種が取り扱われる傾向があります。
これは10種類の特徴を覚えるのと、100種類の特徴を覚えるのかという感覚で、やはりどの店舗でも安定した接客が行えるように、種類は少なめだけど説明ができるように整えているのがホームセンターの印象です。
なので、インショップが入っている場合は例外です。インショップは専門店と同様に取り扱われる生体は頻繁に入れ替わり、お客さんもそれを目当てに観に来ます。
来るたびに新しい魚がいることで『また来たい』と思いますし、専門店なので知識量が豊富です。たくさんの種類を扱ってもフォローが出来るのが強みです。
熱帯魚や金魚飼育の入り口として、ホームセンターはかなり心強い存在になりました。興味が深まり、さらに知りたい事が増えた時には、ぜひ専門店へも足を運んでみましょう。
自分なりに愉しく!
ではでは(^^)