金魚が追いかけまわす原因とは。性格の問題はありますか?
金魚同士が追いかけ回す姿を見て心配になる事があります。
本当にしつこい場合は、追いかけられている個体が死んでしまう事もあるので、意外と見過ごせない行動です。
追いかける原因パターンや、危ない時の見極めかたをご紹介します。
◆エサの時に追いかけまわす
餌の時は多少の小競り合いが見られるのは、元気な証拠です。
なかなか人間の様に仲良く分け合う行動は見られません。
『われさきに』というのが自然な姿で問題もありません。
逆にエサの時に、いつまで経っても近寄って来ない個体はコンディションが悪い可能性があるので、
よく観察しましょう。
また、単純にエサに気付いていないパターンもありますが、
少し見ていると出遅れてエサを探すリアクションをとるので見分けが付きます。
見ていれば、あきらかに元気なのを感じますので、足りなそうならばエサを追加してあげます。
◆性格の問題
金魚にも個体ごとに性格があります。
性格を見極めるのは、なかなか難しいですが、威張る個体は威張ります。
遠慮がちで警戒心が強い個体や、いつも水槽の真ん中を陣取り、肝っ玉の座った個体など見られます。
品種の問題というよりは、個体差の問題が大きいです。
ピンポンパールや蝶尾といった品種は泳ぎが遅いので、いろいろな金魚がいる混泳では脅威にはなりません。
しかし、ピンポンだけの混泳では、泳ぐ速度レベルが一緒なので、弱い個体がいじめられていないか注意します。
狙いを持って、強い個体を入れたい場合には、今いる個体より多少大きな個体を選ぶとリーダーっぽくなる可能性があります。
◆水換えで変わる性格
水換えを行うと、産卵スイッチが入ってしまう事があり、オスがメスをしつこく追い回す事があります。
1〜2時間で治ってくれたら良いですが、半日〜数日続くとメスが疲れて死んでしまいます。
危ないと思ったら、一時的に隔離したり移動してあげる事が解決策です。
混泳水槽はバランスがあるので、実際に入れてみないと分からないのですが、目安というか参考になると幸いです。
ではでは(^^)