ウールマット、ろ過材の交換時期はどうしてる?
フィルターの中に入っている『ろ材=ろざい』の交換はしていますか?
白いウールは目に見えて劣化(茶色くなったり、強度が落ち着いてボロボロになる)するのが分かりますが、活性炭やろ過材は見た目たいして変わりません。
メーカーさんそれぞれに、交換目安が記載されており、その使用期間を守って使うと安全です。
しかし、意外と目安を過ぎて使っている方もいらっしゃいます。メダカ2〜3匹飼っている水槽と、金魚2〜3匹飼っている水槽では、汚れ具合も違うものです。商品パッケージに記載してある期間を目安に上手に使いましょう。
活性炭を長く使うとどうなるのか?
炭は水中の汚れを吸着してくれます。なので吸える分吸ったらお終いです。水の透明度が落ちたりするのは1つの交換目安でもあります。
また活性炭を洗ったり、太陽光で干すと復活するという噂がありますが、メーカーさんも否定しております。
ろ過材(ろ材)を長く使うとどうなるのか?
ろ過材は、バクテリアのお家です。表面に目には見えないような凹凸があり、そこにバクテリアが住み着きます。
ウールマットや活性炭より寿命が長い物がほとんどです。こちらは、長く使うと凹凸にゴミが溜まってしまい、バクテリアの活性が下がります。
そうなると浄化能力も下がってしまうため、交換目安となります。
ろ過材を洗う事で再利用できそうですが、やはり以前のような快適な環境とは様子が違います。
透明度が下がる、魚の調子がイマイチ、崩れやすい、コケが増える、汚れやすくなったなど問題が増えます。やはりメーカーさんの目安に合わせて交換すると良いでしょう。
下がらないDTS値?
目には見えない汚れ具合を知る方法として、DTSという値があります。これは水の中の不純物を示す物で魚に害のないマグネシウムや塩もデータとして拾ってしまうのですが、やはり情報になります。
PHよりもマイナーな数値ですが、飼育の参考になるので知っておいて損はないです。