金魚にはオートヒーターよりもサーモスタット付きヒーター(温度調節可能タイプ)良い理由とは?
秋から冬へ向けてヒーターを準備していますでしょうか?金魚はヒーターが無くても飼えますが、室内で飼育されている方にはなかなか便利な道具です。
人がいると暖房をかけて、居なくなるとガッツリ寒くなる環境は金魚にとても負担をかけます。
『冬場に白点病になった事がある』
『飼育のトラブルを減らしたい!』
という方には、ぜひお勧めのアイテムがヒーターです。
そこで、もし予算にゆとりがある場合には『サーモスタット付きヒーター』を選ぶと良いことがあります。
さっそくですが、ほんとに機械が苦手で取り扱いに自信が無い方には『オートヒーター』がお勧めです。コンセントを差すだけでヒーター指定の水温へしてくれます。
しかし、長期的に考えて良い道具を揃えたい、便利な使い方が出来るのであれば少し高価でも欲しい…という方には『サーモスタット付きヒーター』がお勧めです。
『サーモスタット』とは『温度調節』を意味しており、好みの水温へ飼育者が調整する事が可能です。
そしてその大きなメリットが『白点病治療』です。
人間の風邪の様に簡単にかかってしまうのが『白点病』です。その治療にはメチレンブルーという水を青くする薬が有名ですが、最近は原材料の不足でなかなか手に入りません。
また魚病薬は悪い菌と良い菌まとめて殺菌するため、投薬後に水質が不安定になるというデメリットもあります。
しかし『白点病』は28度に水温を上げると殺菌する事が出来ます。これを可能にするのが『サーモスタット付きヒーター』です。
一昔前は金魚専用ヒーターなどありませんでしたが、知っている人は熱帯魚用として販売されていたヒーターで簡単に白点病治療をしていました。
同じ容量の『オートヒーター』よりもプラス¥1000か¥2000で『サーモスタット付き』に変更できる価格帯です。なのでメチレンブルーなど魚病薬1つ購入する事を考えたら『サーモスタット付き』もありかなと思えるのではないでしょうか。
もし予算にゆとりがあり、『オートヒーター』か『サーモスタット付きヒーター』か迷っていた場合には、ご参考になればと思います。
もちろん、飼育スタイルは人それぞれです。ヒーター無しで元気に管理されている方もいますので、自分に合う方法で金魚飼育は楽しみましょう。
ではでは(^^)