◆金魚を購入したらいつエサを与え始めるのか?

新しく金魚を持ち帰って直ぐに「エサを与えてはいけない」という話を聞いたことがありますでしょうか?

「元気な金魚を購入したはずなのに、直ぐに死んでしまった・・・」

「エサを欲しがるからついつい与えてしまっている・・・」

など思い当たる方も多いのではないでしょうか。

そんな購入初期のエサの与え方と、消化の良い餌についてご紹介いたします。

◆新し金魚には2~3日エサを我慢する

新し金魚を買ってきたら、2~3日エサを我慢するというのは本当です。その理由としては金魚は『胃』を持たないからです。そのため食べた物を消化するのにもエネルギーを使ってしまいます。体に負担がかかっているイメージですね。

そのため移動直後の負担を減らすという意味で、数日エサを与えない方法がございます。日数は金魚の大きさや、届く前の状況によっても変わりますが、1~2日はエサを与えないのが目安になります。

もちろん与えてしまったら死んでしまうわけではありません。こういう飼育方法もあるのだという事を知っておくことも1つの知識になります。

◆経験者ほどやっている・・・

品評会が行われる『らんちゅう』などは、移動した日などはエサを切ります。(切る=与えない)その方が金魚の状態が崩れづらいからです。金魚を『休ませてあげる』っといった印象です。ゆっくりと過ごさせて上げることで体力の回復を行います。

なかなか金魚飼育を始めたばかりでは、この様な情報を聞く機会は少ないものです。うまく取り入れながら、自分の出来る範囲で行いましょう。

 

◆エサを与えないのが怖い・・・

やはり2~3日もエサを与えないのは怖いと感じる方も多いです。そんなときは購入日は警戒心が高い金魚も多く、ゆっくり休ませてあげ、エサを与えません。翌日からほんの少量ずつ与えてみましょう。粒タイプならば1~2粒与えるイメージです。

餓死してしまう前には痩せてくるものですが、数日では身体が細くなっているのが分からないほどです。むやみにエサを与えないのはよくありませんが上手に管理する方法として知っておいて損はありませんね。

 

 

◆消化の良いエサとは・・・

ずばり『冷凍赤虫』です。小さな虫を冷凍してあるもので、とても喜んで食べます。ただ冷蔵庫で保存しなければならない。虫である、高価など少しハードルが上がる飼料でもあります。

しかし金魚の粒エサやフレークタイプよりも消化がよく、嬉しくてリアクションが違う金魚がいるほどです。使ったことのない人は1度使ってみることをおすすめします。ただし冷凍赤虫は食べのこすととても水を汚すので与える量には注意しましょう。

 

はじめは不安かもしれませんが、買ってきた当日と翌日は、安静に休ませてあげる感覚でエサを控えるのは悪い事ではありません。

こういう方法もあるのだと知っておくと良いでしょう。

ではでは(^^)

さまざまな金魚に興味のある方は1冊読んでみると世界が広がります。