◆金魚を購入したら3日間エサをあげない?夏場の飼い方に反省点。
お盆の猛暑を超えたあたりから、バタバタと金魚の調子が崩れている人が続出しています。
暑さには気をつけていましたが、更に何があったのでしょうか。今回注目したのはエサやりです。
『金魚を買ったら3日間エサをあげない』という話があります。理由は消化にエネルギーを使い、疲れてしまうため死んでしまう事があるからです。
「え?!お腹が空いてゴハンを食べたら死んでしまうの?」とにわかには信じがたい話しですが『胃を持たない』金魚にとっては、まさに死活問題です。
そして、この消化不良意外の不安な理由も隠れていました。
◆購入したばかりの落とし穴
ごはんをあげないメリットは、水質悪化を予防出来ることです。新しく金魚を買ったという事は、水槽も新しい事が想定されます。
そして、多くの人は『エサの量が多い』という問題が重なる事で、バクテリア不足による水質悪化という失敗へと繋がってしまうのです。
これが消化不良意外に隠れている不安要素になります。
◆暑さとエサやり
そして最近、冒頭でお話しした猛暑の影響で、いつものエサやりや、少し多めに給餌してしまった方の水槽でトラブルが増えている印象です。
水温が想定以上に暖かいため、金魚は体力を消耗しており、さらに高水温の影響でエサやウンチ、呼吸から排出されるアンモニアの影響で重大なダメージを受けてしまった個体が出やすいからです。
弱った個体は免疫力が下がり、病気にもなりやすく、元気な個体へも病を移してしまいます。度重なるエラー(小さなミスや失敗)が積み重なり、ご自宅の水槽が崩壊してしまいます。
◆反省を活かしていく
ウチの水槽でもいじけてしまった金魚が多く、コンデションが荒れてしまいました。1引き出ると続けて何匹も崩れます。水量は豊富で、0.3%塩分濃度調整、低PHに水質を調整していましたが、今回のエサやりは失敗でした。
もう割り切ってエサを与えない日にする。もしくはかなり少なく調整すると徐々に復活の兆しが見えてきました。今後に生かします。
日々勉強。ではでは(^^)