金魚水槽にコケが増える理由・・・4つのポイントとは。
金魚飼育をしていていると『コケだらけ』で困った事はありませんか?
『水が緑色に濁ってしまう』
『見た目が汚らしくて綺麗にしたい』
など。
嫌なコケには種類もあり、水中が緑色なのか、ガラス面にコケがつくのかさまざまあります。まずはどうしたら良くなるのか?の対策にフォーカスしてお話しいたします。
1.エサが多すぎる。
エサの栄養分は水中に溶け出すとコケの栄養にもなってしまいます。『コケが多くて困っている』=『エサをあげすぎている』は王道のパターンで、給餌量を調整する事は抑えておきたいポイントです。
2.光量
コケも植物なので光は大きく関わります。まず太陽光が当たっている水槽はコケ対策が情け無用に手こずります。もはや金魚を飼っているのかコケを飼っているのか分からないほどに。コケにお困りの方は、太陽光には当てない事は基本となります。
太陽光だけではなく、水槽専用の照明も長くつけておくほどコケは増えます。水槽を眺める時には最高のアイテムですが、不要な時は消しておくのも選択肢です。
3.水換え不足
水換えが少ないと生えてくるコケもあります。定期的な水換えはコケ予防効果があったのです。とくに水温が高いほど汚れやすいので、ペースアップで換水するとより良いです。
水槽の隅々まで洗い、水を全取り換えするのは次にご紹介する項目のデメリットに繋がります。汚れが酷くなる前にサクッと終わらせるイメージで水換えのペースを作ると良いでしょう。
4.バクテリア不足
水槽の治安を守るのがバクテリアです。時にはアンモニアを分解し、時にはコケの発生も予防します。飼育をはじめて2〜3ヵ月経過すると珪藻(けいそう)と呼ばれるコケの発生が減少します。
しかし、ここで先ほどお話しした『水槽の丸洗い』を行うと振り出しに戻ってしまいます。バクテリアはフィルターや砂利などを棲み家にゆっくり増えますので、市販の液体バクテリアやバクテリアブロックも有効なアイテムになります。
水槽に発生するコケは、スイッチ1つで消せるものではありません。コケ除去薬品も原因が取り除かれていなければ、効果が切れたら元通りになってしまいます。
コケの原因を知り、できる対象を積み重ねると楽な管理に辿り着きますよ。
ではでは(^^)
さまざまな金魚に興味のある方は1冊読んでみると世界が広がります。