金魚の食欲がない理由とは。原因や対策、問題解決するためのポイント
飼っている金魚の『食欲がない』ことに気がついた事はありませんか?
「いつもの量なのに水槽にエサが残っている・・・」
「普段は我先にと集まってくるのに、動きが悪かったり、隅っこに固まっていたりなど…」
金魚の『食欲』は健康のバロメーターでもあります。元気な金魚はエサを欲しがり、健康な金魚はお腹を膨らませます。
もし食欲が無いという場合は、病気の前触れであり、体調の崩しはじめかもしれません。せっかく食欲がないことに気がつけたのですから、上手くリカバリーして回復させてあげましょう。
◆水質が悪い
エサのあげすぎ、水換えをサボっている、飼育密度が高い、フィルターのメンテナンス不足など、さまざま要因で『水質悪化』に繋がります。
一度飼育環境を見直す良いきっかけにしても良いでしょう。
エサは1日1〜2回で2分で食べきる量が少なめの目安です。
水換えは月に1回1/3換水が目安ですが、夏場は間に合わない方も多い。2週間に1回に前倒ししたり、半分換水するなど調整できます。
飼育密度を増やしてしまったのは自分の責任なので、しっかり水換えを行いバクテリアを増やす商品を利用しましょう。
夏場などフィルターもがれやすい季節は前倒しの交換や、ポンプの目詰まりに注意します。
◆水温が高すぎる
金魚は30℃ほどの水温でも耐えますが、適した水温とは言えません。もっと高い水温が連日続いてしまうと、さすがの金魚も参ってしまいます。
水温計を設置してできれば28℃ほどにキープしましょう。部屋ごとエアコン管理は私たちの熱中症対策にもなります。
屋外であれば、水草も枯れる水温です。簾(すだれ)で日陰を作ったり、ソーラーパワーの小型噴水などもあります。できる工夫を探してみましょう。
◆対策
0.3%の塩分濃度調整は効果的でありお勧めです。エサの食べ残しは回収すると水質悪化を予防できます。
水質を整えるのはバクテリアなので、液体タイプのバクテリアや、固形のバクテリアブロックというアイテムも活用すると良いです。
いろいろと原因や対策はありますが、自分のできる範囲で行動することで、自分の飼い方がら見えてきたりもします。まず1つやってみましょう。
冒頭でも触れましたが、『金魚の食欲がない』という事に気が付ける人は意外と少ないものです。好きこそ物の上手なれとは言いますが、興味があるからこそ気付きが増えるとも言えます。
1つの気付きが経験値ですね。
ではでは(^^)
さまざまな金魚に興味のある方は1冊読んでみると世界が広がります。