【めだか】五式(ごしき)メダカの飼育や通販を含めた販売や価格帯とは。タイプRとBの違い
黒いメダカは『オロチ』『ブラックダイヤ』と人気種が広まっています。そんな中に『五式』=ごしき。『五色』ではありません。
どんなメダカなのか気になってしまいますね。
また、『タイプRとタイプBってなに?』といった疑問も。
ビジュアルは、黒い身体に黄色味あるヒレ先のアクセントが男前なメダカです。
今回は、とても大きな個体が届きますましたが、身体に傷もありしっかりと立ち上げるところからです。身体の痩せ具合も問題ですが、まずしっかりと観察して気がつくことがスタートです。
やはり魅力的な発色を出すには屋外飼育の青水が良好です。水槽でもヒレのアクセントが悪くありませんが、黒さは控えめになります。
◆入荷後の初期飼育レポート
1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。とても痩せており1匹はそのまま☆になり、コンディションが良いとは言えません。
メチレンブルーなどは使いませんが、塩分濃度調整は0.3%で実行、消化の良い冷凍赤虫と人工飼料を与えながら回復させます。
鱗の剥がれ具合も気になりますが、ワタカビ病などの悪化が見られなければ、環境は触らず続行します。
外傷などは悪いですが、エラの動きは異常が出ていないので、持ち直す可能性も高いという判断です。
【5日経過】
状態は安定して、少しふっくらとしてきました。この調子で産卵まで目指します。状態が悪い個体は産卵しない、もしくは、しなくなります。健康第一ですね。
【飼育環境データ】
水質 酸性〜弱酸性
水温 26℃
塩分濃度調整0.3%
底材 ソイル
エサ メダカのエサ
※メダカは環境への対応能力が高く、屋外でバケツ飼育ができるほどです。飼育環境はご参考までにどうぞ。
◆通販を含めた販売や価格帯とは
入手難易度…A〜Bクラス
高グレードは流石の貫禄とお値段で、簡単には手が出せないですが、ノーマルグレードであれば広がりを見せており入手もしやすくなりました。
販売価格帯は1匹¥1500前後から販売され、高価な個体はペアで数万円になります。ロマン価格ですが作出者でもある『しいらメダカ』さんで通販されておりタイミングが合えば手に入れられます。
五式には2系統が存在し、Type-R(タイプレッド)とType-B(タイプブラック)がいます。累代繁殖によって分類され好みの分かれる式彩が表現されています。
好きで気に入った個体を育て楽しみましょう。
ではでは(^^)
いろいろな品種のメダカを知りたい方はこちらの書籍もお勧めです。