金魚が暑くてピンチの時にするサイン
これからの季節、6月を過ぎ梅雨を明ける頃からは、水温が暑くなり過ぎて金魚が参ってしまうことがあります。
「部屋は30度くらいまで上がってしまうけど、大丈夫かなぁ・」
「熱帯魚じゃないんだから心配だ・・・」
「そういえば原因不明の死亡はなんだったんだろう・・・」
など思った事はありませんか?
◆まず理想は28℃くらいを目指す
夏場の室内で水温は簡単に30℃を超えます。32℃を上回ると、さすがの金魚も厳しい環境で死んでしまう個体も出てきます。
理想は水温28℃を目指し、室内であれば危険な暑さの時はエアコンで28度設定してしまうのも選択肢ですし、その他暑さ対策を練るのも良いですね。水温計は必須です。
◆エサを食べなくなる
食欲はお魚の健康バロメーターです。とくに金魚は元気いっぱいに人懐っこいですが…それが突然エサに集まってこない、いつもより喰いがわるいと感じたら、水温確認をします。
◆水が急に白濁りする
暑くてストレスを受けると『粘膜』を多く分泌する事があります。粘膜は水を汚し、暑さは水の腐敗スピードをあげます…するとまたストレスを受け粘膜を出すと…悪いスパイラルが生まれます。
エサをあげ過ぎた訳でもなく、水の白濁りが急に起こった時は水温を確認して対策を練りましょう。
◆鼻上げ・・・水面でパクパク
水温が上がると水中の酸素は減少します。基本的にフィルターが回っていれば酸素を取り込んでくれるため問題ありませんが『数が多い』『個体が大きい』などのケースでは、水面に、鼻をつける仕草を見せます。
◆動きに違和感がある
「あれ?いつもと泳いでいる場所が違うなぁ…」
「動き方に違和感がある…」
となると『暑さ』を疑うべき季節です。金魚の動きがいつもと違うのは注意が必要でベテラン飼育者になるほどこの『違和感』を察知します。この段階で気がつければ、塩分濃度調整や水換えで大きなトラブルになるのを防ぎやすいのです。
例えば…
動きに元気がないなぁ…と思い、エサをあげてみたら、いつものように食べない、覇気がないなどが見受けられたら暑がっている可能性があります。
この辺りのサインを見逃さしてしまうと、病気になったり、ころっと☆になってしまうことも。
気がつく事が第一歩です。
ではでは(^^)