【水槽の汚れ問題】エビや貝を入れるのと、バクテリアはどっちが効くのか?
『水槽の汚れ問題』いろいろな解決法は目にしますが、『生体を投入する』のと『バクテリアを投入する』のはどちらが良いのか?と思ったことはありますか?
これは、飼育環境や原因によって答えが変わりますが、両方投入できることもあれば、相性が悪くてバクテリアしか使えないという事ケースもあります。
ざっくりとですが・・・
コケの悩みは生体に、水質の悩みはバクテリアです。
そして、原因を掴むことも重要です。
・エサのあげすぎ→水換えしてバクテリア(エサを減らす)
・生体が多すぎる→バクテリア
・まだ水槽が新しい→バクテリア&生体
・日光が当たる→どちらも効かない
◆掃除屋さんも1匹
水質悪化している環境にエビでも貝でも投入すると死んでしまいやすいという事を忘れてはなりません。水が濁っていると言うのは水質が不安定な証拠なので、まずは掃除屋さんを入れる前に飼育環境を整えることが優先です。
しっかりと整った水槽へ迎え入れるクリーナーフィッシュは、とても心強い仲間になります。
ヤマトヌマエビやミナミヌマエビは優秀なお掃除屋さんです。残りエサの掃除から水草に付くコケまで幅広くクリーニングしてくれます。
しかし、ガラス面は足場が悪くイシマキ貝やオトシンクルス、ブッシープレコが良く働きます。
得意な掃除場所や、メインの生体との相性を考えて選択すると良いでしょう。新しい生き物も増えるので水槽が賑やかになります。
忘れてはならないのが、1匹の生体として扱います。水量にゆとりが無いのに投入すると、逆に水質悪化につながることもあります。
◆バクテリアの投入は幅広く有効です
速攻性は低いのですが、だからこそ『バクテリア液』を投入する事で、透明度を上げる効果を補えます。自然に水槽内に増えるのを待っているよりも効率的です。
新しく立ち上げて2ヶ月前後では『珪藻』と呼ばれる茶色っぽい薄いコケが良く発生します。しかし、このコケも水質が落ち着いてくると姿を見せずらくなります。
この他、白濁りや悪臭に生体のコンデションまで左右するのが『バクテリア』なのです。飼育の失敗を減らす基礎になる存在ですね。
まずは水槽の状況を気にすることが、掃除の第一歩です。気がつくことが大切。
ではでは(^^)