【金魚】パンダ出目金が白くなるのは屋外?産地?

パンダ出目金やパンダ蝶尾を飼育すると『パンダ模様』から『白色』に変化してしまった経験ある人は多いです。うちも半年近く育てているパンダ出目金(薩摩産)が1匹白で、1匹パンダで残っております。

屋外で育成した方が『黒色が残りやすい』という噂もありますが、結局白くなる個体が現れるため『パンダ模様』を残すための効果的な方法とは言えません。黒色は濃くなる傾向はあります。

また外国産、国産での違いも感じられず、白くなってしまう子はどちらも変わらず出てしまう感じです。

にもかかわらず、ついつい飼育したくなってしまうのが『パンダ出目金』です。写真のように黒色が多い個体は『今後白い部分が増えてくるだろう・・・』という推測もあり、あえて選ぶ人もおります。店頭で見たことがある方は知っていると思いますが、なかなか『パンダっぽくないパンダ出目金』は紹介されないのでこの機会にアップしておきました。ご参考までにどうぞ。

 

 

◆飼育のポイント

基本的に普通の金魚飼育に準じます。しっかりと元気な個体を購入することと、水合わせを丁寧に行い飼育をスタートさせます。

エサは与えすぎに注意して、2分で食べきる量ならば1日に13回与えてかまいません。逆に1回で6分経っても食べ残しがある場合はコケや白濁りの原因となります。

水質は基本的に日本の水道水や井戸水に順応します。水温は常温飼育可能ですが、温度変化は少ないほどストレスが減ります。

まず、飼育スタートして、1週間以内の不調は『水合わせ』の失敗が疑われるので、そうならないように丁寧な水合わせを心がけてください。

そして、1週間以降の不調は飼育環境による可能性が高くなります。基本的なポイントを抑えつつ、塩分濃度調整とバクテリアの増加を意識するとより良い環境作りへと繋がります。

 

◆入荷後の初期飼育レポート

水合わせは丁寧に、1時間行いました。塩分濃度調整0.3%しており、水温は26℃設定です。(ヒーター使用)

動きに問題もなく調子も悪くはなさそうです。消化に負担をかけたくないため、届いてからしばらくは『冷凍赤虫』中心に給餌し、徐々に人工飼料を与えています。

色が変わってしまう問題も、しっかりと育成しているからこそ起きる成長の1つですね。

 

◆通販を含めた販売や価格帯とは

入手難易度…Aクラス

知名度と人気はありますが、常に販売されているというよりも、波があります。タイミングがズレると数ヶ月見つけるのにかかります。

SMサイズが1匹でおよそ\1500~\2000が販売価格帯の目安です。