【金魚】キャリコ出目金ベールテール
『キャリコ』は赤白黒の3色+透明鱗+鏡鱗の色彩を持ちます。こちらの個体は黒色が強い『黒勝ち』ですが、配色のバランスでガラリと印象も変わります。
ヒレが良く伸長する『ベールテール』で、成長とともに更に長く伸びてきます。
出目金全体を見渡すと、やはり『黒出目金』が人気と流通量が多く、その他の色が続きます。尾ビレが短いショートテールは可愛らしく個性的ですが、ベールテールやブロードテールと言ったヒレが大きくなるタイプと好みは分かれます。
【大きさ】
最大サイズは20〜25cmが目安になりますが、そこまで大きくするのは簡単ではありません。飼育環境に合わせて15cm前後で止まる個体は多いです。
入れ物が大きなほど巨大化し、小さいほど成長は止まりやすい。
匹数が多くでスペースが狭いほど大きく成長しづらく、スペースが広いほど大きくなりやすい。
エサは多いほど大きくなりやすいです。
【水温】
水温26℃設定してあり、国産、外国産ともに対応しやすくしています。
ざっくりですが…
輸入金魚は中国など日本の水温に近い環境で育った個体と、タイやマレーシアといった温暖な気候で育った個体がいます。
やはり育った環境に合わせると飼いやすく、中国であれば常温、温暖な地域ではヒーターで28℃とやや高温にセットするとより飼育しやすいです。
今回の『キャリコ出目金ベールテール』は産地詳細は調べていないのですが、26℃設定した水槽で元気良く泳いでいます。
目の前の個体が元気ならば、産地の温度に合わせる事に執着する必要はありませんね。
【水質】
おおよその地域で水道水、井戸水ともに水質で問題ありません。トリートメント効果のあるカルキ抜きを使用すれば、より良いです。
しかし、入れすぎると食欲不振や体色が白っぽくなるなど弱ってしまうので適量を心掛けます。
水道水・井戸水のかかわらず0.3%の塩分濃度調整は金魚を元気にしてくれるので把握しておきましょう。初見で難しさを感じる方は使いやすいタブレットがホームセンターのアクアリウムコーナーで販売されています。
飼い方
『キャリコ出目金ベールテール』だから特異な飼育環境は特になく、一般的な金魚飼育に準じます。
『大きさ』はイメージを持つことで水槽の大きさや匹数を調整しましょう。『水温』は無理に産地に合わせることはありませんが、目の前の金魚の調子を見て選択肢に。『水質』は出来る範囲で工夫をすると飼育が上達しますがゴールがあるものでもないで楽しみましょう。
結果総括:自分なりに楽しみます。
ではでは(^^)