【もみじ金魚】紅葉琉金&オランダがやってきたら『口曲がり』?!飼育や通販を含めた販売価格や流通とは。

名前に『紅葉』を持つ金魚品種はウロコに独特の特徴を持ちます。

『名前が紅葉でもパッとみ普通の金魚に見える』『なんで普通の琉金よりも何で高いの?』と感じたことはありませんでしょうか。

些細な違いと言われてしまうかもしれませんが、知ってるからこその好みが出てくるのが趣味の世界ではないでしょうか。

◆紅葉琉金(もみじりゅうきん)

ウロコ1枚1枚に縁どるようなグラデーションが入る特徴を『紅葉=もみじ』と表現します。『紅葉(こうよう)しているような色』でも『半透明な色彩』という訳ではありません。

普段金魚を見慣れていない方からすると、普通の琉金と何が違うか分からないような個体もいますが、そこに興味が湧く人が楽しめるのが趣味ですね。別に詳しい説明を語る必要はなく『ピンっと惹かれる』ことや『なにか違和感を感じる』ようなことが興味があるということです。

 

 

◆紅葉オランダ(もみじおらんだ)

同様の特徴があるウロコを持ったオランダ獅子頭です。光の加減で独特の光沢を感じたりと些細ですが味を持つ金魚です。しかしこちらの2匹・・・残念ながら『口曲がり』でした。このあたり外国産あるあるかもしれません。国産でもいますが見かける機会は比べて少ない印象です。

 

◆口曲がり個体の飼育

口が曲がってしまっている個体というのは、時折お店にもやってきます。これは遺伝であったり、産まれてまだ幼い頃の外部刺激が原因だったりします。残念ながら元には戻らないのですが、これまた飼育していると個性的な愛着が湧いてしまいます。

水合わせや飼育の方法など、健全な金魚と変わりません。むしろ健全な金魚たちと一緒の環境で育てられてきた訳ですから、充分元気な事が伺えます。

飼育の際に気を配ることは、『エサが食べられているかどうか?』です。飼育者が変わればエサも変わります。その点は曲がってしまっている口を考慮してあげましょう。

『他の金魚と競っても、しっかりと食べられているか?

フレークタイプの人工飼料がよいのか、粒タイプなら中粒は口に入らないから、わざと小粒で与えるなど、選んであげます。

混泳などは、普通の金魚と同じ扱いで良く、丸物同士の組み合わせがお勧めです。

 

 

◆通販を含めた販売や価格帯とは

入手難易度・・・Bクラス。

一般種よりも流通量は少なめですが、レアというほどではない。

写真の個体で1匹およそ\2000前後が目安です。大きさで言うと『Mサイズ』扱いになるので同じサイズの琉金やオランダ獅子頭よりも数百円高価なくらいです。

色味の加減など個性が出るので、気にった配色の個体がいれば見逃せないですね。

※『口曲がり』はある意味レアな存在です。

 

『紅葉』は鱗が独特なんだと知ってしまうと、あなたも金魚好きに分類される・・・かもしれませね!

ではでは(^^)