【初心者】にもお勧めの金魚パート①小赤・別和金・別下・姉和金の【飼育ポイント】

金魚を飼育したいと思った時に、『はじめてはどの品種を飼えば良いのだろう?』『できるだけ死なせたくないから、まずは丈夫な金魚を選びたいな!』と考えた事はありませんか?

初期飼育のポイントは元気な個体を選び、水槽へ入れる時に『水合わせ』を丁寧にする事です。そして『塩分濃度調整』の存在感を知っておくと心強いです。

まず今回は『金魚すくい』でお馴染みの『小赤=こあか』です。大きさによって呼び名が変わるのか金魚の中でも異例ですが、それほど豊富に出回っているという事ですね。

 

◆小赤(こあか)

『金魚すくい』でお馴染みの品種。金魚と言えばこちらをイメージする方は多いです。飼育環境に慣れれば強健(丈夫で飼育しやすい)な金魚ですが、まだ幼く体力を落とさないように注意します。

購入時に元気な個体を選ぶこと、水合わせを丁寧に行うこと、塩分濃度調整を知っておく事は飼育初期のポイントです。

また、この時期は金魚の色変わりのタイミングのため変わった色の個体がいても成長とともに赤色になっていきます。

 

 

◆別和金(べつわきん)・別下(べつした)

『小赤と何が違うの?』と言われる事もありますが、それは『大きさ』です。小赤が大きくなったら別和金・別下などと呼ばれます。

この大きさに明確な基準はなく、「大きな小赤」と「小さな別和金」は混ぜたら分からないレベルだったりします。生き物ですからそれもしょうがないですね。

幼かった時よりも、成長し体力も上がっているのでより飼育しやすくなっています。初期飼育の注意点は変わらず、やはりお家の環境に慣れると強健です。

一緒に混泳するのは『コメット』『朱文金=しゅぶんきん』など長物がお勧めです。

 

 

◆中和金(ちゅうわきん)・大姉(おおあね)

こちらは別和金がさらに大きく育った金魚です。体力も大人になり丈夫で飼いやすいのですが、身体が大きなため水質も悪化させやすいので狭い水槽や過密飼育には注意します。

やはり初期飼育の①元気な個体選び②丁寧な水合わせ③塩分濃度調整は導入トラブルを予防するので、おさえておくと失敗が減ります。

ジャンプ力も付いてきているので、しっかり水槽にフタもします。池などに泳がせても赤色が良く映えて贅沢です。

 

金魚すくいの小赤も、しっかりと飼育すれば長く付き合える存在です。

ではでは(^^)