◆金魚に合う水温計の選び方『浮かべる』『記憶する』『アナログ』『デジタル』通販でも販売される4タイプとは。
水温計は無くても金魚は飼えますが、ぜひ持っておきたい器具の一つです。とくに季節の変わり目は寒暖差が激しく人間同様にお魚も不調になりがち。去年は大丈夫だったのに今年はおかしくなったというお話もよく聞こえてきます。そんな時に『実際は水温何度でしたか?』と伺うと、把握していないかたはとても多いです。
いざ水温計を購入しようと思うと何を選んでよいのやら・・・『浮かべる』『記憶する』『アナログ』『デジタル』お4タイプのお話です。
◆浮かべるタイプ
スドー社『浮かべる体温計』は、水槽や睡蓮鉢など上から見ているという方にお勧めのタイプです。
水面に浮かべて使うので、今まで付けていなかった屋外での飼育にも向く水温計になりメダカ飼育にも人気があります。ただしメモリが小さく見えづらいのがデメリットに感じます。
◆メモリータイプ
日本動物薬品株式会社ことニチドウ社『マルチ水温』は、最低水温・最高水温を記憶してくる機能があります。
この機能は優秀で、魚が体調を崩した時は水温の上下温度差の影響が強く、このメモリーが役立ちます。
私たちが寝ている夜中や明け方に『最低水温』を記録し、仕事でいない日中の『最高温度』をマークしてくれるからです。高性能だけに高価になってしまいます。
◆アナログとデジタルの違い
アナログ水温計は、安くて手軽に購入できますが、メモリが小さく見づらい傾向があります。
デジタル水温計は、¥1000ほどとアナログに比べて高価ですが大きな表示で見やすいのがメリットです。
毎日細かく測るのが大変と思う方は、自然と目に入るのは付加価値が高いかもしれませんね。
◆なぜ必要なのか!
金魚は日本の常温で飼育できますが、1日に急激な水温変化があるとコンディションを崩してしまいます。
しっかりと水温を把握しておく事は、飼育管理において問題点を把握する貴重な情報になります。不調の原因は繊細で分かりづらいもので、いくつもが重なり合っていたりします。
そんな悩ましい時に、水温が数値で把握できると原因に含むか否か。またそれにより予防対策も取れるので、水温計は地味ですが必要なアイテムになります。
備えておきたいですね。
ではでは(^^)