中国産の墨江戸錦

◆中国産の『墨江戸錦』(シミエドニシキ)の選び方。もうホテイソウの季節が迫っています。

皆さんは金魚を選ぶ基準などありますか?もちろん元気な個体である事は外せませんが、体型や色味など好みは人それぞれです。

墨江戸錦の場合は、特徴でもある墨(すみ=黒色)具合を意識してはいかがでしょうか。墨の範囲が広い個体、狭い個体がおり、その墨の具合が濃いのか薄いのか。まさに濃淡を直接感じ、好みの個体を選びます。

やはり、ご自宅の水槽を把握しているのは自分なので「赤い個体が多いから、ちょっと白色も持つ個体が欲しいイメージだ」「今の混泳に入れるならばバシッと黒勝ちの個体こそピッタリだ!」などなど意見は大いに分かれます。

その子その子に特徴はあります。また逆に特徴の無い子もイメージ通りで好まれたりもします。なんだかんだ、『ピンっ!』と来た子こそ己の集大成という方もいました。

今回の『墨江戸錦』は、もうちょっと顔付きにボリュームがあるのを期待しましたが、落ち着いた肉瘤(にくりゅう)でしたね。ただ、黒勝ち(くろがち)な色彩に深みがあり素敵でした。胴体が長いなど感じつつ、個体差を楽しみます。

まだまだ若造ですから、ここからもう一回り、二回りと大きくなり、腹つきも良くなれば印象も良い方向に進みます。

 

 

 

◆入荷後の飼育レポート

着状態も良好で、2匹とも元気に泳ぎ回っています。オスの体にはオイボシが確認でき、春を感じているのがわかります。ちょうどオスメスのペアで届いたので産卵を狙いたい方には嬉し組み合わせです。

金魚の雌雄判別は難しく、オスのオイボシはとても分かりやすいサインなので、このタイミングでオスメスを把握しておくと良いですね。同時につつきまわしや、放精による白濁などトラブルも増えるので気をつけます。

 

 

◆金魚とホテイソウ

最近は暖かくなってきて、ホテイソウの問い合わせがグッと増えてきましたね。関東ではギリギリ耐えられそうな気温いやちょっと枯れそうな夜もきます。10℃以下に冷えてしまうと葉が茶色く枯れやすく、完全に枯れないにしろ良い状態のホテイソウに戻るまで時間がかかります。

なので、もう少し待ったほうが良い状態で育成が楽になります。

金魚とも相性の良いホテイソウですが、室内では光量不足になりがちなので、屋外での環境で合わせるのが、上手に育てるコツです。

屋外でホテイソウの隙間から見える金魚って素敵に見えてしまいます。

ではでは(^^)