◆ぜったいに気をつけたい初心者の金魚飼育失敗ベスト3

金魚を飼育すると、アクシデントに合わない人はいません。まず新しい水槽というのは水質を安定させてくれる『バクテリア』という細菌が少ないため、どうしても不安定です。

これは2ヶ月、3ヶ月と飼育を続けているとフィルターや底材などで徐々に増えていき、水質は安定しやすくなります。

また新しい金魚を迎えたあと、1週間以内の異変は『水合わせ』を失敗した可能性が高く、1週間以降は『飼育環境』に問題がないか確認します。

そんな中、ありがちな『金魚飼育の失敗ベスト3』とは。

 

 

 

◆第3位 混泳組み合わせの失敗

金魚には『長モノ』と『丸モノ』に大別できます。金魚すくいの金魚は小赤(こあか)と呼ばれる『長モノ』ですが、一緒に泳いでいる出目金(でめきん)は『丸モノ』です。しかし・・・

実は長期的に一緒に飼うには相性が悪く、長モノは長モノ同士、丸モノは丸モノ同士で飼育する方が性質的に良いです。

ぜったいに無理な組み合わせではありませんが、オススメできる混泳でもありません。金魚飼育に慣れて、ちょっとしたアクシデントにも対応できる様になってからチャレンジするのが良いでしょう。

↑出目金タイプは『丸モノ』

 

↑コメットは『長モノ』

 

 

 

◆第2位 水合わせの失敗

新しいお魚を水槽へ入れる時に『水合わせ』は必ず行いましょう。水合わせの失敗を見分けるには、だいたい1週間以内に調子を崩してしまったら水合わせの失敗の可能性があります。(逆にそれ以降は飼育環境の問題かも)

速やかに0.3%の塩分濃度調整を行い、金魚自身の治癒能力を上げて回復を狙います。ちょっとしたコンディション不良はそれだけで治ります。

自分にあった水合わせの方法を行いましょう!

◆あなたはどのタイプ?『3つの水合わせ方法』紹介。点滴水合わせ間違ってやってない??

 

 

 

◆第1位 エサのあげすぎで失敗

身の回りのご相談で一番多いのは、エサのあげすぎ系の失敗談です。水槽に近づくと「エサほし〜い」とやってくる金魚ちゃんには、ついついエサをあげすぎる現象が起こります。

金魚には胃がないので、常に何か食べていたい衝動を持ちます。それではやはりあげすぎてしまい水質悪化や水の白濁り、消化不良による転覆症状が起こります。

適量って意外と難しいですよね。金魚の数や大きさ水温で変化しますから季節の変わり目にはよく観察して与えます。異変を放置せずに行動すればリカバリーも簡単で済みますよ。

 

失敗しない飼育者はいないので、1つ新しい知識を得たんだと捉えて経験にしましょう!

ではでは(^^)