◆MIXオランダの魅力!オランダ獅子頭9種類と見分け方の一例。飼育しやすくお手頃で入手可能な薩摩産。
個体模様のバリエーション豊富なのは、MIXオランダの魅力の1つでもあります。品種として特定されない表現は多彩で2匹として同じ金魚はおりませんね。薩摩産からリリースされている個体は通年と押して流通し、飼育しやすくお手頃価格で手にも入ります。
【代表的なオランダ獅子頭9種類と見分け方の一例】
1.素赤(すあか)→赤色
2.更紗(さらさ)→赤白色
3.東錦(あずまにしき)→赤白黒色+透明&キラキラ鱗
4.桜東錦(さくらあずまにしき)→東錦から黒色を抜いた色
5.茶金(ちゃきん)→茶色
6.青文(せいぶん)→青色、フナ色
7.羽衣(はごろも)→白地に黒色を着る
8.トリカラー→羽衣に赤色が入る
9.ミルク→透明ウロコの白色
ざっくりと上記品種に含まれないような、もしくは混ざり合ったような特徴を持つのがMIXオランダとしてやってくるので、それは個性的ですね。
MIX=雑種ととらえる方もいらっしゃいますが、人それぞれの価値観ですので食わず嫌いならばもったいないです。
◆模様は変わる?
金魚は成長とともに模様や色が変化します。MIXに限らず、良くあるのは『パンダ出目金』が『白出目金』になってしまうパターンです。
東錦なども、よくよく観察していると黒色が薄くなってる事も。それも成長の証とも言えるでしょうか。
もちろん色味の変化がほとんどないような個体もおりますが見分けはつきません。逆に稀ですが『黒出目金』が『赤出目金』になっとという話も聴きますね。うちのお店でもパンダ模様から白への変化はよく起こり、近頃では3匹いた『黒らんちゅう』が、白色×1匹、赤黒×1匹と変身を遂げました。
同じ環境で飼育しているので、やはり遺伝子レベルで変身の有無があるのかもしれませんね。可愛い事に変わりはありませんよ。
◆通販を含めた販売や価格帯とは
入荷難易度 Bクラス。
Lサイズはやや手に入れづらい。
販売価格は¥3000〜¥4000が目安です。
SサイズやMサイズの流通量はそこそこあります。小さい個体も可愛らしく、お値段も安くなるので、ビギナーにも好まれます。
飼育のきっかけがあるから、興味もわくものですね。
ではでは(^^)