◆新しいアヌビアス『ドラゴンクロー』ミニマ?がリリース。入荷後の飼育・育成レポートと通販を含めた販売や価格帯とは。

組織培養の形で『アヌビアス・ミニマ ドラゴンクロー』という品種がリリースされました。ネーミングが怪しくも、ちょっと気を惹かれてしまいます。

とても小さく一見アヌビアス・パンゴリーノのような小型種かと思いましたが、名前に『ミニマ』と付くのでそれなりの大きさになる想定がされます。

現在は組織培養の状態で水上葉を生やしています。発根の具合も良く水中での育成も始めてみました。育てやすさも重要なポイントになりますからね。

 

 

 

↑艶やかで良いコンデションの水上葉が展開しています。

↑ゼリー状の底材にしっかりと根が成長しているのが観察できます。

◆入荷後の飼育・育成レポート

水上葉の形態だったので、カップでの育成はソイルに切り替えました。組織培養も長期放置していると未開封にもかかわらず普通にカビできます。管理温度などにもよりますが、現在は水上では23℃でテトラ社の60cm水槽用LED(青白色)照明で育成中です。

水中は中性〜弱アルカリ性で水温23℃、テトラ社の60cm水槽用LED(青白色)で育成中です。

まだ日が浅いですがどちらも異常はなく、テラリウム、アクアアリウム共に楽しめる水草のようです。

↑小さくまとまっていますが、結構ボリュームのある株数が入っていました。5株以上に分けられますが強引に切ってしまうと痛めてダメにしてしまうので、もう少し成長させてから分けるというのも選択肢です。焦らず成長も楽しみたいですね。

 

 

 

↑ペットボトルキャップと比べるとミニカップの小ささがよくわかります。

◆通販を含めた販売や価格帯とは

入手難易度ABレベル。組織培養されているので安定した流通がありそうですが、まだ目新しさもありショップに普及はしていません。

価格帯はミニカップで¥1500ほどが目安なので、そこまで高価でもなく、レイアウトなどに導入する方も現れますね。

名前から想像するに、葉先が尖り強めにカールするのでしょうか?楽しみに育てます。

ではでは(^^)